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PwC JAPAN有限責任監査法人を徹底解説!働き方、年収、口コミまで一挙公開

PwC JAPAN有限責任監査法人を徹底解説!働き方、年収、口コミまで一挙公開

PwC JAPAN有限責任監査法人は、世界最大級の会計事務所ネットワークであるPwCのメンバーファームとして、日本国内における監査・保証業務を担っています。

2023年12月1日、PwCあらた有限責任監査法人とPwC京都監査法人が統合し、PwC JAPAN有限責任監査法人として新たなスタートを切りました。これにより、国内最大規模の監査法人としてより幅広いサービスを提供できる体制が整いました。監査業務だけでなく、会計、内部統制、ガバナンス、サイバーセキュリティ、規制対応、デジタル化対応、株式公開など、非監査業務であるブローダーアシュアランスサービス(BAS)も手がけています。

本記事では、PwC JAPAN有限責任監査法人の働き方、年収、口コミまで徹底的に解説します。

PwC JAPAN有限責任監査法人の特徴

PwC Japanは、ロンドンに本拠地をおくBIG4の1角、PricewaterhouseCoopers(プライスウォーターハウスクーパース)の日本におけるメンバーファームです。その特徴を見ていきましょう。

専門性の高さとグローバルな視点

世界最大級の会計事務所ネットワークを活かしてグローバルな視点と最新のノウハウを活用しています。監査業務だけでなく、会計、内部統制、ガバナンス、サイバーセキュリティ、規制対応、デジタル化対応など幅広い分野で高度な専門性を発揮しています。

多様なキャリアパス

旧中央青山監査法人から独立して設立された比較的新しい監査法人として、ベンチャースピリットを感じさせる社風と、変革に柔軟な組織文化が特徴です。多様なバックグラウンドを持つ人材を受け入れ、一人ひとりの強みを活かせる環境づくりに力を入れています。また、キャリアの選択肢も広く、他部門への異動やグローバル法人への出向など、様々なキャリアパスを描くことができます。

ワークライフバランスへの取り組み

オフィスワークとリモートワークのハイブリッドワークを推奨し、働く場所にとらわれずパフォーマンスを発揮できる柔軟な働き方を実現しています。また、フレックスタイム制度やFWA(フレキシブルワークアレンジメント)制度など、ライフステージに合わせた多様な働き方を支援する制度も充実。仕事と私生活の両立を図りながら、長期的にキャリアを築いていける環境が整っています。

PwC JAPAN有限責任監査法人の働き方

ここからは、PwC Japanの気になる働き方についてご紹介します。

監査業務の流れと繁忙期の対応

監査法人の主要業務である監査は、通常、計画立案、内部統制の評価、実証手続、意見表明の4つのフェーズで進められます。各フェーズで期限が設定されており、特に決算期の数ヶ月間は繁忙期となります。この時期は、長時間労働になることも少なくありません。しかし、同監査法人では「ワークライフバランス休暇」の取得を推奨したり、業務の平準化を図ったりすることで、一定の休息を確保できるよう配慮しています。

チームワークとコミュニケーション

監査業務は、多くの場合チームで行います。メンバー同士の密なコミュニケーションと、上司によるサポートが欠かせません。PwC JAPAN有限責任監査法人では、フラットな組織文化が根付いており、職位に関わらず意見を言いやすい雰囲気があります。また、デジタルツールを活用したリモートワークが浸透しているため、オフィスに出社していなくてもチームとしての一体感を維持しながら業務を遂行できる環境が整っています。

キャリア開発とトレーニング制度

社員一人ひとりのキャリア開発を重視しています。入社時から体系的な研修プログラムが用意されており、監査の基礎知識はもちろん、デジタルスキルやグローバルビジネススキルなど、幅広い分野でスキルアップを図ることができます。また、OJTを通じて先輩社員からマンツーマンの指導を受けられるため、実践的なスキルを身につけることができます。

PwC JAPAN有限責任監査法人の年収

全体として、PwC JAPAN有限責任監査法人の年収水準は高めです。特に、マネージャー以上の職位では、専門性の高さが報酬に反映される傾向が強いと言えます。ただし、年収はあくまでも実力主義であり、自身のスキルを高め、高い成果を出し続けることが求められます。福利厚生や手当も充実しているため、長期的に安定したキャリアを築くことができる環境が整っていると言えるでしょう。

職位別の年収レンジ

PwC JAPAN有限責任監査法人の年収は、職位によって異なります。新卒入社の場合、アソシエイトの年収は500万円前後からスタートし、シニアアソシエイト、マネージャー、シニアマネージャーと昇進するにつれて年収も上昇していきます。ディレクターやパートナークラスになると、1,000万円を超える年収を得ることも珍しくありません。ただし、同じ職位でも個人の実力や貢献度によって年収には幅があるのが特徴です。

PwC JAPAN有限責任監査法人の口コミ

PwC JAPAN有限責任監査法人の現場社員や転職者からの口コミを見ると、「働きやすさ」「成長機会の豊富さ」「風通しの良い社風」についてのコメントが多く寄せられました。

特に、リモートワークやデジタル化の推進など、先進的な取り組みが働く社員から高く評価されている点は注目です。一方で、監査法人特有の繁忙期の多忙さは避けられない面もあるため、メリハリのある働き方が求められると言えます。

現役社員の声

実際にPwC JAPAN有限責任監査法人で働く社員からは、「働きやすい環境」「成長できる機会の多さ」を評価する声が多く聞かれます。 

  • 「リモートワークが浸透しており、オフィスに縛られない柔軟な働き方ができる」
     
  • 「デジタル化が進んでおり、効率的に業務を進められる環境が整っている」
  • 「研修制度が充実しており、スキルアップのチャンスが豊富にある」 
  • 「上司や先輩が丁寧に指導してくれるため、着実に成長できている」

など前向きな意見が多く挙げられています。

転職者の体験談

PwC JAPAN有限責任監査法人に中途入社した社員からの声も取り上げてみましょう。

「風通しの良い社風」「多様なキャリアパスの選択肢」を評価する声が目立ちます。

  •  「大手監査法人の中でも、比較的フラットでオープンな雰囲気がある」
  •  「クライアントの業界や規模が幅広いため、多様な経験を積むことができる」
  •  「繁忙期は大変だが、メリハリをつけて働くことができる」

など、こちらも比較的好意的なコメントが多くを占めていました。

おわりに

PwC JAPAN有限責任監査法人への転職を検討する際は、OB・OGに話を聞いてみることも有効な手段になります。

GradsGuideでは、実際に同法人で働いた経験のある先輩方から、リアルな職場環境や働き方、キャリアパスなどの情報を直接聞くことができます。ぜひ先輩方の生の声から情報を得てはいかがでしょうか

きっとご自身の不安や疑問が解消され、より確かな一歩を踏み出すことができるはずです。

皆さんのキャリアに本記事が役に立てれば幸いです。

【参考】
・PwC Japan有限責任監査法人 キャリア採用ページ

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記事監修者:渡辺 貴明

メルセネール株式会社取締役。東京工業大学工学部卒業。
大学卒業後、独立系コンサルティングファームにて製造業のクライアントを中心に業務改革支援に従事。その後、アビームコンサルティング株式会社の戦略部門に転じ、経営戦略・事業戦略策定やM&A、新規事業開発、組織/人材開発に従事。
メルセネール株式会社では職業選択における情報の非対称性の解消を目指し、コンサル業界への転職者に向けたコンサルOB/OG紹介サービスGradsGuideを運営、事業責任者を務める。

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