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ビジョン・コンサルティングの平均年収は?強みや特徴と共に解説

ビジョン・コンサルティングの平均年収は?強みや特徴と共に解説

ビジョン・コンサルティングは2014年に創業されたコンサルティングファームです。創業から10年で、ロサンゼルス・シンガポール・オーストラリアに支社を持つグローバルな企業に成長しました。成長著しいコンサルティングファームとして、転職先の候補にと検討している方もいるでしょう。

本記事では、ビジョン・コンサルティングの平均年収や特徴、他社と比較しての強み・弱みを転職事情と共に紹介します。

ビジョンコンサルティングの概要

ビジョン・コンサルティングは、2014年に創業された新進気鋭のコンサルティングファームです。「時価総額世界一」という経営目標を掲げ、創業10年でロサンゼルス・シンガポール・オーストラリアに支社を持つグローバルな企業に成長しました。

また、「長時間残業の常態化」「不平等・不透明な評価制度」「非効率(非デジタル)な営業」といったコンサルティング業界の負の側面を変えることを目標としていることも明言しています。

2024年5月現在、東京本社のほか大阪と名古屋に支社を持ち、従業員は1,050名です。

ビジョン・コンサルティングの平均年収

ビジョン・コンサルティングは公式ホームページ内の採用情報*にて、想定初年度年収を以下のように明記しています。

  • コンサルタント職:500万~2,000万円
  • テクノロジーエンジニア:350万円~750万円
  • ITアーキテクト/テックリード:~1,350万円

また、会社の評判・口コミサイト「enライトハウス」が同社に勤務経験がある66人に対してアンケートを行ない、平均年収を865万円と算出しています。また、年代別平均年収は以下の通りです。

年齢平均年収
25~29歳581万円
30~34歳780万円
35~39歳1,142万円
40~44歳1,183万円
45~49歳1,085万円
引用:enライトハウス (2024/6/20時点)

コンサルティングファームによっては平均年収が1,000万を超えるところも珍しくありません。ビジョン・コンサルティングの平均年収はコンサルティングファームとしては、突出して高いとはいえないでしょう。しかし、同社が採用情報で記載しているとおり、コンサルタントの年収は幅があります。

年収に関する口コミを見ても、20代で1,000万円を超える年収を得ている方もいます。結果を出せば、それに応じた収入が得られる会社といえるでしょう。

ビジョン・コンサルティングの特徴や強み

ビジョン・コンサルティングはグローバルな活躍をしているコンサルティングファームの中では、歴史が浅い会社です。その一方で、急成長を遂げて知名度を高めていることで注目も集まっています。

ここでは、ビジョン・コンサルティングの特徴や強み等を口コミなども参考に紹介します。

充実した研修制度と成長しやすい環境

ビジョン・コンサルティングは「顧客に期待以上の価値を、社員には最大の成長を」を目標としています。社員を成長させる仕組みとして、中途入社の方を対象とした入社前研修、入社時のコンサルティング研修などが行われています。また、過去のコンサルティング事例の共有、マンツーマンのカウンセリング制度等も導入しており、従業員をサポートする仕組みも整っているのが特徴です。

このほか、同社はプロジェクトベースで業界、業務内容、コンサルティングフェーズを変えるプール制を導入しています。自分にとって必要だと思う知識をプール制を利用して短期間で身に付けることも可能です。

口コミからも「働きがいがある」「若手が成長できる」といった意見が見られます。

昇給率も直近4年間で10%を超えているのも大きな魅力です。

従業員の裁量が大きい

ビジョン・コンサルティングではプロジェクトに関わっている従業員の裁量が大きく、さまざまな決定をスピーディーに行なえるのも特徴です。責任が大きい分、プレッシャーを感じることもありますが、働きがいがあるとやる気が出たといった口コミも見られます。

圧倒的なライフワークバランス

ピジョン・コンサルティングは、「長時間残業の常態化」を変えると自負しているとおり、残業時間が少ないのも特徴です。2021年度の平均残業時間実績は16.6hとコンサルティングファームの中でも突出して低くなっています。また、有給取得率も84%を超えています。

コンサルティング業界は全体的に働き方改革が進んでおり、残業時間が月45時間を超えないよう、さまざまな努力をしている会社も増えました。それでも、会社の方針で残業時間を極力減らすと明言してくれれば、安心して働けます。

口コミでも、「有休を取りやすい」「定時で帰れる日も多い」といった意見が見られます。また、リモートワークも浸透しているので関わるプロジェクトによっては、家にいながら仕事が可能です。

成長過程の会社ならではの弱みもある

その一方で、ビジョン・コンサルティングの口コミには、「実績が豊富なコンサルティングが少ない」「自分の実力以上のプロジェクトに関わりたいコンサルもいる」「社内インフラが整っていないと感じる」といったネガティブな意見も聞かれます。

急成長した会社なため、数十年の歴史を持つコンサルティングファームにはない、組織の歪みがあったり、成長についていけない部分があるかもしれません。

しかし、従業員をしっかりと教育・成長できる仕組みは整っているため、弱い部分は時間と共に解決されていく可能性は高いでしょう。

「将来性がある」といった口コミは多く聞かれるので、ベンチャー企業にありがちな「急成長したが、すぐに頭打ちになった」になる可能性は低いと考えられます。

ビジョン・コンサルティングの転職事情

ビジョン・コンサルティングは、常時中途採用を行っています。募集職種はコンサルタントのほか、エンジニア等も募集しています。成長過程の会社らしく選考もスピーディーな傾向です。選考フローは、エントリー・書類選考・面接の順で行われますが、1回の面接で内定が出たといった事例もあるようです。

エントリーは公式ホームページから行なえるほか、転職エージェントを経由しても可能です。

ビジョン・コンサルティングは成長途中で働きがいがある会社

ビジョン・コンサルティングは10年という短い期間で国内、海外にそれぞれ3カ所支社を出し、従業員1,000人を超える規模に成長した会社です。成長過程の会社ならではの勢いがある一方で、従業員を成長させる仕組みも整っており、ワークライフバランスも良好です。

他のコンサルティングファームで培ってきた経験を活かしてさらなる成長を遂げたい方はもちろんのこと、仕事と家庭を両立しつつコンサルタントとして活躍したい方にも適した会社といえます。

ビジョン・コンサルティング転職を検討している方の中には、「勤務経験のある方に、社風や労働環境に関する率直な意見を聞きたい」と考えている方も多いでしょう。

そんな方には、『GradsGuide』の利用がおすすめです。

GradsGuideは、コンサルティングファームに特化した転職相談プラットフォームです。無料で登録ができ、コンサルOB・OGに直接話を聞けます。転職サイトの口コミや会社の公式ホームページからでは得られない忖度一切なしのリアルな内情を知ることができるのは、大きな強みです。

ビジョン・コンサルティングへの転職を検討していて、同社について詳しく知りたいという方は、登録してみてはいかがでしょうか?

【参考】
ビジョンコンサルティング 中途採用ページ
・エン・ジャパン株式会社enライトハウス 株式会社ビジョンコンサルティングの評判・口コミ

コンサルティングファームへの転職に悩んだら

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記事監修者:渡辺 貴明

メルセネール株式会社取締役。東京工業大学工学部卒業。
大学卒業後、独立系コンサルティングファームにて製造業のクライアントを中心に業務改革支援に従事。その後、アビームコンサルティング株式会社の戦略部門に転じ、経営戦略・事業戦略策定やM&A、新規事業開発、組織/人材開発に従事。
メルセネール株式会社では職業選択における情報の非対称性の解消を目指し、コンサル業界への転職者に向けたコンサルOB/OG紹介サービスGradsGuideを運営、事業責任者を務める。

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