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シグマクシスの平均年収は?企業の特徴や転職事情と共に解説

シグマクシスの平均年収は?企業の特徴や転職事情と共に解説

株式会社シグマクシスは、2008年に三菱商事とRHJ Internationalによる合弁会社として設立されたコンサルティングファームです。「共創型価値創造モデルの実現」をコンセプトとしており、社内・社外問わず幅広いネットワークを駆使して企業改革を支援しています。

成長著しい会社なので、転職先として考えている方も多いでしょう。

本記事では、シグマクシスの平均年収や企業の特徴、転職事情などを解説します。

シグマクシスとはどんな会社?

シグマクシスとはどんな会社?

シグマクシスは、2008年に三菱商事とRHJ Internationalの共同出資によって誕生した会社です。2021年10月に持株会社体制への移行に伴って会社分割が行われ、現状の形になりました。シグマクシス・グループは、持株会社であるシグマクシス・ホールディングス、コンサルティング事業を行う株式会社シグマクシス、投資会社である株式会社シグマクシス・インベストメントで構成されます。

シグマクシスは、「共創型価値創造モデルの実現」をコンセプトとしており、企業の運営支援やDX支援のほか、新規事業支援など幅広いコンサルティング業務を行っています。

顧客には、JAL・伊藤忠商事・株式会社ドコモなど一流企業が多く、歴史は浅くても豊富な実績を持つ会社です。

シグマシスの平均年収

株式会社シグマクシスの平均年収は、有価証券報告書から算出すると2023年は1,169万円でした。日本全体の平均年収が443万円なので、高収入といえるでしょう。

一方、会社の評判・口コミの「ライトハウスen」が、シグマクシスに勤務経験がある方26名にとったアンケートを元に算出した結果によると、シグマクシスの平均年収は728万円です。有価証券報告書からの算出より低いため、口コミを書いている層にやや偏りがあるようです。

同社のアンケートによると、シグマクシスの年収は400万~2,000万と幅もあるとされています。収入分布の山は2つあり、400~500万と1,000~1,100万です。つまり、昇給したり結果を出したりすれば、年収が1,000万円を超えるのも難しくないと推察できます。

シグマクシスの評価は年1回です。Openworkなどの口コミによると、第三者による絶対評価の仕組みが整備されており、評価は公平で、結果を出せば昇給や昇進は的確に行われるといった意見もある一方で、実態としては適切に運用されていないため適正評価とは程遠いトータル一万字のレポートが必要で負荷が非常に高い、といった声も多く見られます。

また、「他のコンサルティングファームに比べて給与水準が低め」「新卒1年目の給与は低め」といった意見もあり、勤続年数が長いほど給与が上がる傾向のようです。ただし、給与水準が低い、新卒1年目の給与が低めの傾向は改善されているといった意見もあるので、シグマクシスの年収に満足している従業員もいるようです。

シグマクシスの労働環境や社風について

シグマクシスへの転職を考えている方にとって、同社の労働環境や社風は気になるところです。ここでは、口コミ等を参考にシグマクシスの労働環境や社風について解説します。

シグマクシスは激務?

シグマクシスに限らず、コンサルティング業界は勤務時間が長い傾向です。ファームによっては、終電で帰るのが当たり前になっているところもあるでしょう。

シグマクシスの労働環境は、プロジェクトによって異なります。口コミによると残業時間が比較的少なく定時に帰れる日が多いところもあれば、残業が当たり前になっているプロジェクトもあるようです。創立20年未満のまだ新しい会社ですが、大手コンサルティングファームから転職してきた従業員も多いため、残業が当たり前で夜遅くリモート会議が開かれることもあるようです。

このほか、残業時間を正しく申請できない雰囲気があるといった意見も聞かれます。

近年は働き方改革によって残業時間が減少傾向にあるようですが、それでも仕事が生活の中心になっている従業員も珍しくないようです。

シグマクシスは実力主義?自由な社風が特徴

シグマクシスはプロジェクトや部署ごとに異なるカルチャーが確立されている一方で、部署を超えての交流も活発といった口コミもあります。同社が現在の体制になったのは2021年なので、まだ会社全体の社風が構築されていない可能性もあるでしょう。しかし、部署ごとに固まって個々に仕事をしているわけでもなく、従業員同士の交流は活発なようです。

個人主義や実力主義の一面があるといった口コミもあります。仕事に打ち込んで結果を出せば昇給や昇進が容易な一方、積極的にアピールして希望するプロジェクトにアサインしないと置いていかれそうといった意見も聞かれます。

しかし、コンサルティングファームは程度の差はあれ、実力主義のところが多いです。シグマクシスだけが特別ではありません。

向上心があり、スキルアップに意欲的な方ならばやりがいを感じる職場といえます。

女性の働きやすさについて

共働き家庭がごく普通になった現在、家事と育児を両立できる会社かどうかは女性にとって大きな関心事です。シグマクシスは産前休暇・産後休暇だけでなく、育児休暇や時短勤務制度なども整っています。

また、第3子以降に出産祝い金100万円支給、育児支援手当、ベビーシッター割引券制度など独自の育児支援制度も充実しており、女性にとっては働きやすい職場といえるでしょう。

なお、育休は男性社員も取得可能です。子育てにしっかり関わりたい男性にも働きやすい職場です。

シグマクシスの転職事情

シグマクシスは、新卒者と中途採用者が4:6と中途採用者のほうが多くなっています。また、従業員数を右肩上がりに増えており、優秀な人材の確保に積極的といえるでしょう。

公式ホームページでは、随時中途採用の案件が掲載されています。コンサルティング業務経験者でなくても、事業を展開している業界に知見があったりプロジェクトマネジメントの経験があったりすれば採用される可能性が高い求人もあります。

その一方で、高い給与と会社の知名度から転職難易度は高めです。経験やスキルはもちろんのこと、企業研究も重要です。「コンサルティングファームで働きたい」といった曖昧な理由では選考突破は難しいでしょう。面接ではコンサルタントとして働くことに関する質問が多いという口コミがあるため、対策を立てておくことも大切です。

シグマクシスは中途採用者でも活躍しやすい会社

シグマクシスは知名度の高い大手企業を多く顧客として抱えている一方で、創立して20年未満の新しい会社のため、自由度の高い社風です。

向上心が強く、スキルアップに意欲的な方ならば積極的にプロジェクトにアサインして結果を出しやすいでしょう。結果を出せば20代後半~30代前半でも年収1000万円を超えられる可能性があります。

シグマクシスへの転職を成功させるには、企業研究も重要です。「企業研究のために勤務経験のある方の率直な意見も聞きたい」と考えている方は、『GradsGuide』の利用がおすすめです。

GradsGuideは、コンサルティングファームに特化した転職相談プラットフォームです。コンサルOB・OGに直接話を聞けるため、転職サイトの口コミや公式ホームページの「社員の声」等では分からないリアルな内情が分かります。面接対策にも活かせます。

シグマクシスへの転職を検討しており、企業の内情をより詳しく知りたい方は、GradsGuideへ登録してみてはいかがでしょうか?

【参考】
・株式会社シグマクシス 採用ページ
・エン・ジャパン株式会社 enライトハウス 株式会社シグマクシスの評判・口コミ
・オープンワーク株式会社 Openwork 株式会社シグマクシス

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記事監修者:渡辺 貴明

メルセネール株式会社取締役。東京工業大学工学部卒業。
大学卒業後、独立系コンサルティングファームにて製造業のクライアントを中心に業務改革支援に従事。その後、アビームコンサルティング株式会社の戦略部門に転じ、経営戦略・事業戦略策定やM&A、新規事業開発、組織/人材開発に従事。
メルセネール株式会社では職業選択における情報の非対称性の解消を目指し、コンサル業界への転職者に向けたコンサルOB/OG紹介サービスGradsGuideを運営、事業責任者を務める。

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