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2025.07.16
PwCが東京ガスのDXを支援!SAP S/4HANA導入で見えたコンサルの実力とは?
東京ガスグループが経営改革の一環として基幹システムを刷新。そのパートナーとして選ばれたのが、PwCコンサルティングとSAPジャパンです。本記事では、PwCがどのように大規模DXプロジェクトを支援したのか、また転職希望者が注目すべきポイントをわかりやすく解説します!
東京ガスのDX改革にPwCが貢献した理由とは?

PwCは、東京ガスの中期経営計画「変化に強いしなやかな企業体質の実現」の一環として、経理・資材・物流業務のDXを支援しました。クラウドERP「SAP S/4HANA Cloud」の導入を通じて、業務の標準化・効率化・持続可能な経営基盤の構築に大きく貢献しています。
今回のプロジェクトは、計画通り2年間で稼働開始を実現。従来の複雑な業務プロセスを見直し、システムのスリム化も達成しました。このような大規模かつ高難易度なプロジェクトを成功させるには、高度なプロジェクトマネジメント能力や業界知識が求められます。
PwCで求められるスキルとは?
- クラウドERPやSAPに関する知見
- Fit to Standardという導入方針の理解と実践
- DXを通じた業務改革提案力
- エネルギー業界に対する知見
これらはすべて、コンサルタントとしてキャリアアップを目指す方にとっても重要なスキルです。
SAP S/4HANA Cloudって何?

「SAP S/4HANA Cloud(エスエーピー・エスフォーハナ・クラウド)」とは、SAP社が提供する最新のクラウド型ERP(統合基幹業務システム)です。財務、購買、物流、人事など、企業の主要な業務を一元管理できる強力なツールとして注目されています。
また今回導入された「RISE with SAP(ライズ・ウィズ・エスエーピー)」は、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を一括支援するパッケージ。クラウド環境、業務テンプレート、サポートが一体化されており、変化への柔軟な対応とスピーディな展開が可能です。
PwCでは、こうした最新テクノロジーを活用した改革プロジェクトを多く手がけており、テクノロジーコンサルタントとしての成長機会も非常に豊富です。
PwCへの転職希望者が注目すべき3つのポイント

PwCへの転職を考えている方にとって、今回の東京ガス案件から得られる注目ポイントは以下の3つです。
1. 「Fit to Standard」による業務改革経験が積める
従来の「業務にシステムを合わせる」ではなく、「システムに業務を合わせる」アプローチである「Fit to Standard」。これにより、無駄のない業務フロー設計と迅速な導入が可能となります。PwCではこのアプローチを積極的に推進しており、改革志向の高い経験が得られます。
2. エネルギー業界など特化領域での知見が身につく
PwCは多様な業界に精通しており、特に今回のようなエネルギー業界のクライアントにも深く関与しています。業界知識を磨きながら、専門性の高いコンサルタントとしてキャリアを築ける点は大きな魅力です。
3. グローバルネットワークと連携したプロジェクト経験
PwC Japanは世界規模のPwCネットワークの一員として、海外の知見やリソースと連携しながらプロジェクトを進めています。日本国内だけでなく、グローバルに活躍する視野を広げられる環境が整っています。
出典:PwCコンサルティングとSAPジャパン、東京ガスグループの経営改革を支える経理・資材業務システムの刷新をSAP S/4HANA Cloud導入により支援
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