NRIとセブン銀行が行政サービスのデジタル化で連携！暮らしを変える新しい仕組みとは？

• # コンサル業界基礎知識

野村総合研究所（NRI）がセブン銀行、セブン・ペイメントサービスと連携し、行政サービスのデジタル化を推進する取り組みを発表しました。セブン銀行ATMやコンビニのマルチコピー機と「e-私書箱」を組み合わせることで、誰でも簡単に行政サービスへアクセスできる環境をつくることを目指しています。これは、社会インフラに携わりたいと考える転職希望者にとって大きな注目ポイントです。

e-私書箱とは？

「e-私書箱」とは、マイナポータルと連携し、納税・給付・年金・確定申告などの行政手続きに必要な情報をデジタルで受け取れる仕組みです。これにより、紙の書類をやり取りする必要がなく、利便性やセキュリティが大きく向上します。NRIはこの仕組みを活用し、国民生活のデジタル化を支える役割を担っています。

具体的にできるようになること

今回の連携によって、セブン銀行ATMや全国のセブン‐イレブンにあるマルチコピー機で、以下のようなサービスが実現します。

• 自治体からの給付金をATMで現金として受け取れる
• 税や社会保険料の納付がATMで可能になる
• 各種証明書をマルチコピー機で印刷・発行できる

災害給付や子育て支援金の受け取り、税金や保険料の支払い、大学の証明書発行など、身近な生活シーンで利便性が大きく向上することが期待されます。

転職希望者にとってのポイント

この取り組みは、単なるデジタル化の枠を超え、「行政サービスを誰でも安心して使える仕組みづくり」を目指しています。少子高齢化や地域の人手不足といった社会課題の解決に直結するため、社会貢献性が非常に高いプロジェクトです。
また、NRIは金融や行政分野での豊富な実績を持ち、今回のように大手金融機関と連携した大規模プロジェクトを推進できるのが強みです。公共性の高い領域でキャリアを積みたい方や、デジタル技術を通じて社会に影響を与えたい方にとっては大きなチャンスとなるでしょう。

出典：野村総合研究所とセブン銀行、セブン・ペイメントサービスが行政サービスデジタル化に向けた基本合意書を締結