ニュース・トレンド
2024.11.06
EY Japanとクラウドストライクの提携:企業のサイバーセキュリティ強化を支援
EY Japanがクラウドストライクと連携し、日本国内で「Security Managed Services powered by Falcon LogScale」を展開し始めました。このサービスは、日本企業のサイバーおよびビジネスのレジリエンス(回復力)を高めることを目的としています。サイバーセキュリティにおけるログ管理と侵害の可視化に焦点を当て、企業のセキュリティ運用を強力にサポートします。
目次
EY Japanとクラウドストライクの戦略的パートナーシップの背景
EY Japan(EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社)は、クラウドストライクとのパートナーシップを拡大し、日本国内においてもサイバーリスク管理支援を強化しています。この提携により、両社は日本の多国籍企業が直面するサイバー脅威に対し、より効果的な防御と運用サポートを提供します。
主な特徴:
- 10月からサービス開始
EY Japanが10月より提供するこのサービスは、日本の多国籍企業を中心に導入が進められています。 - 広範囲のサポート
金融業界を含む多くの業界に対応しており、特にコスト効率を重視したセキュリティ対策が可能です。 - 専門家チームによる支援
クラウドストライクの先端技術とEY Japanのセキュリティ専門家チームが連携し、企業のサイバーセキュリティ体制を強化します。
Security Managed Services powered by Falcon LogScaleの特長
「Security Managed Services powered by Falcon LogScale」は、企業のセキュリティ運用を包括的に支援し、サイバー攻撃からの迅速な復旧やリスク管理を可能にします。以下の機能により、企業は多角的なサポートを受けられます。
- 設計・構築フェーズ
Falcon LogScaleを導入する際に、ログの収集やユースケースの設定、ダッシュボード作成、アラート設定を支援します。 - 運用設計フェーズ
企業ごとのセキュリティアラート対応を迅速に行うための運用方針やフローを策定し、必要なトレーニングを実施します。 - 運用支援フェーズ
セキュリティのアラート対応や最適化のための定期的なフィードバックを提供し、セキュリティ体制を維持します。
このように、Security Managed Servicesは企業のサイバーセキュリティリスクを軽減し、迅速な対応を可能にするための支援を行います。
Falcon LogScaleとは?
Falcon LogScaleは、クラウドストライクが提供する最新のログ管理ソリューションです。ログ管理は、セキュリティ運用において重要な役割を果たしており、ログを用いて異常や脅威の検出を行います。EY Japanとクラウドストライクの協力によって、企業はより効率的かつ強固なセキュリティ体制を実現できます。
Falcon LogScaleの特長
- ペタバイト規模のデータ取り込み:多種多様なソースから大規模なデータを保存し、迅速に分析・保持します。
- リアルタイムアラート機能:ライブデータの流入を常に監視し、セキュリティの問題を即座に特定します。
- 高速検索機能:数十億の記録を瞬時に検索し、問題の根本原因を特定するための迅速な復旧が可能です。
- コスト効率の高いデータ保持:データ保存に必要なリソースを抑えつつ、長期間にわたるデータ保持を低コストで実現します。
これにより、企業はセキュリティリスクに迅速に対応し、脅威からの防御力を高めることができます。
出典:https://www.ey.com/ja_jp/newsroom/2024/10/ey-japan-news-release-2024-10-29
まとめ:EY Japanへの転職を考えるあなたへ
EY Japanは、クラウドストライクとの提携を通じて最先端のサイバーセキュリティ支援を行い、日本国内でも企業のサイバーリスク管理を強化しています。これからサイバーセキュリティの分野でキャリアを積みたいと考えている方には、EY Japanでの経験は非常に貴重で、多くのスキルを磨くチャンスが広がっています。
さらに、EY Japanへの転職を検討している方には、GradsGuideの利用もおすすめです。GradsGuideでは、実際にコンサルティングファームで活躍したガイドによる相談が可能です。現場でのリアルな体験談をもとに、EY Japanでのキャリアパスや企業文化について深く理解することができ、転職の意思決定に役立つ情報を得られます。
関連記事