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コンサルタントにおすすめの映画8選!楽しみながら新しい視点を取り入れる

コンサルタントにおすすめの映画8選!楽しみながら新しい視点を取り入れる

コンサルタントは、常にスキルアップが必要です。スキルアップに効果的なビジネス書もたくさん発売されていますが、必要だとはわかっていても興味がなかなかわかないときもあります。
コンサルタントとして活躍するにはスキルアップだけでなく、常に新しい視点やインスピレーションを得ることも大変重要です。

そこで今回は、楽しみながら参考になるおすすめの映画を紹介します。

スキルアップしたいがちょっとやる気が出ない。楽しみながら新しい視点や洞察を得たいといったときは参考になるかもしれません。

コンサルタントが参考になる映画とは?

映画にはさまざまなジャンルがあり、ビジネス・会計・税務・企業合併なども1つのジャンルを築くほど人気があります。中には、実在の人物や事件をモデルにした作品もあり、本で読むより事態の流れや人間関係が理解しやすい場合もあるでしょう。

また、ただのエンターテインメントではなく、物語の中にあるリーダーシップ、問題解決、コミュニケーションなどを学ぶ材料になりえます。困難に立ち向かう主人公の姿や逆境を乗り越えるストーリーがモチベーションを高めることにもつながるといった側面もあるかもしれません。

日常のプロジェクトに追われコンサルタントとしての情熱や使命感を失いかけたときにも大変おすすめです。

コンサルタントにおすすめの映画8選

ここでは、コンサルタントにおすすめの映画を8つ紹介します。ビジネスの分野で成功を収めた方をモデルにした映画や、実在の事件を元にした映画などを中心に紹介するので、知識を深めたい方や、顧客とのコミュニケーションのきっかけにしたい方にもおすすめです。

マネーボール

マネーボールは、貧乏球団アスレチックスのゼネラルマネージャー、ビリー・ビーンがデータを重視した当時としては型破り斬新な選手評価に基づいてマネジメントを行い、弱小球団を立て直していく実話を元にしたストーリーです。

ビリー・ビーンは名門大学の経済学部卒の青年と出会ったことをきっかけに、各種統計データから選手を客観的に評価する「セイバーメトリクス」という評価方法を用いて、埋もれていた名選手を発掘し、低予算でチームを立て直していきます。

データ分析と戦略的意思決定によって限られたリソースを最大限に活かすことでチームを勝利に導く、その姿はコンサルタントに刺激になる部分が多いでしょう。

ソーシャル・ネットワーク

ソーシャルネットワークは、Facebook創設者マーク・ザッカーバーグの半生を映画化した作品です。「大学内の出来事を自由に語りあえるサイトを作りたい」といった学生らしい思い付きから巨大SNSフェイスブックが誕生するまでの流れや、ナップスター創設者であるショーン・パーカーとの出会い、スタートアップが直面する課題など、参考になるシーンも多いでしょう。映画はフィクションが多めとのことですが、若い成功者の内面など共感できる部分もたくさんありそうです。

スティーブ・ジョブズ

スティーブ・ジョブズは、アップルコンピューターの創設者、スティーブ・ジョブズの生涯を描いた映画です。多少の誇張はありますが、「天才」のイメージが根強い彼の栄光や挫折がきめ細やかに描かれており、見ていると「自分も頑張ろう」と勇気づけられる方も多いでしょう。

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツは、全世界にフランチャイズチェーン店を展開する「マクドナルド」の生みの親、ではなく生みの親である「マクドナルド兄弟」と手を組んでマクドナルドを巨大ハンバーガーチェーン店に成長させた「レイ・ロック」を主人公とした映画です。

会社を成長させる過程で発生した軋轢や争いをエンタメ色強めに描いていますが、事業拡大の戦略やブランド構築の重要性が描かれ、コンサルタントに刺激になるところも多いでしょう。

ハゲタカ

企業を次々と買収し、企業を「再生」させていく天才ファンドマネージャー・鷲津を主人公とした、当時としては珍しかった「企業買収」をテーマとした映画です。原作は同名の小説でNHKがドラマ化し、大ヒットを受けて映画化した作品です。

舞台は2001年といまから約25年前の日本でまだ「企業買収」が一般的でなかった時代です。中国企業が仕掛けてきた買収を阻止するストーリーとなっています。やや古い時代設定なものの、コンサルタントが見れば共感できる部分も多いでしょう。エンターテイメント性も十分で、手に汗握る場面の連続です。ドラマと併せて見ればより楽しめることでしょう。

マネー・ショート 華麗なる大逆転

マネー・ショート 華麗なる大逆転は、2008年に発生したサブプライムローンの破綻に端を発したリーマンショックをいち早く察した投資家の実話を映画化した作品です。

「クレジット・デフォルト・スワップ」という方法でウォール街を出し抜いて儲けを出す、といったあらすじですが、「企業の破綻」に投資をする主人公たちの姿が異様なリアリティをもって見る人に迫ってきます。

ウォールストリート

ウォールストリートは、ウォール街を舞台に証券マンたちの戦いを描いた娯楽作品です。第1作目が1987年に公開され、23年後に続編が公開されるほど根強い人気があります。第1作ではカリスマ投資家のゴードンの成功と転落が描かれ、2作目ではすべてを失った彼が再びウォール街に戻って娘の婚約者を破滅させた人物への復讐を試みるストーリーです。

フィクションらしいややご都合主義の部分もありますが、ビジネスを行う上での駆け引きや競争の心理描写はリアリティがあり、コンサルタントとしての心がまえを知りたい方にもおすすめです。

映画で興味を持ったらビジネス書や原作も読んでみよう

今回ご紹介した映画の中には、ビジネス書を元にしていたり原作の小説があったりします。

映画はエンターテイメント性を重要視しているので、どうしても原作に比べると簡略化されていたり、過度に誇張されていたりします。

特に、「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」の主人公、レイ・ロック氏を取り扱ったビジネス書は数多く、自伝の「成功はゴミ箱の中に」は今でも人気の高いビジネス書です。映画で興味を持った方は読んでみると面白いでしょう。

また、映画「ハゲタカ」の原作は、真山仁さんの同名小説です。現在も特設サイトが設けられている人気作品で、映画のその後も描かれています。経済小説としても面白いので、2000年代~2010年代の日本経済について知りたい方にもおすすめです。

まとめ:映画でリーダーシップや戦略的思考のヒントを

今回ご紹介した映画は、現役のコンサルタントだけでなくコンサルタント志望者にもおすすめです。コンサルティング業務を行うコンサルティングファームは、中途採用にも積極的です。

コンサルティング業務の経験が無くても、特定の分野に高い知識があったりコンサルタントに特性があると判断されれば、中途採用される可能性は大いにあります。

「コンサルタントになりたいが、可能だろうか」「コンサルティングファームについてより深く研究したいが、なかなかつてが無い」と悩んでいる方は、『GradsGuide』の利用がおすすめです。GradsGuideは、コンサルティングファームに特化した転職相談プラットフォームです。

コンサルOB・OGに直接話を聞けるため、リアルな社風や働き方、社内環境、勤務していて良かったこと、悪かったことなどがわかるでしょう。

また、コンサルタントとしてのキャリア構築の方法なども相談できます。他業種からコンサルタントへの転職を検討している方も、ぜひ利用してみてください。

映画のような華麗な仕事というわけにはいきませんが、自分に合った会社に就職できれば、やりがいを感じながら仕事ができるでしょう。

コンサルティングファームへの転職に悩んだら

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記事監修者:渡辺 貴明

メルセネール株式会社取締役。東京工業大学工学部卒業。
大学卒業後、独立系コンサルティングファームにて製造業のクライアントを中心に業務改革支援に従事。その後、アビームコンサルティング株式会社の戦略部門に転じ、経営戦略・事業戦略策定やM&A、新規事業開発、組織/人材開発に従事。
メルセネール株式会社では職業選択における情報の非対称性の解消を目指し、コンサル業界への転職者に向けたコンサルOB/OG紹介サービスGradsGuideを運営、事業責任者を務める。

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