GradsGuide

アクセンチュアのマネージャーは高年収?気になる年収について徹底解説!

アクセンチュアのマネージャーは高年収?気になる年収について徹底解説!

アクセンチュアはアイルランドに本社がある、世界最大級のコンサルティングファームとして知られています。高年収の会社として知られていますが、実際マネージャーのレベルだと、どのくらいの年収を稼ぐことが出来るのでしょうか?

年収が気になっている方に向けて、アクセンチュアのマネージャーの年収について調査しましたので、一緒に見ていきましょう。

アクセンチュアのグレード別年収を徹底解剖!

まず、アクセンチュアの平均年収がどれほどなのかを見ていきましょう。アクセンチュアの平均年収については、企業の公式情報では公開されていません。口コミサイトであるライトハウスのデータを参考にすると、2024年8月時点での平均年収は831万円となっています。

日本の一般企業における平均年収は433万円となっているため、アクセンチュアの平均年収は大幅に高いことが見受けられます。

その上で、アクセンチュアのグレード別の年収を見ていきましょう。

以下の表は、テクノロジー部門の場合の年収となります。

目安年収ベース月給賞与年次
アナリスト500-750万円35万円-0-80万円1-3年目
コンサルタント700-1,200万円50万円-30万円1-3年目
マネージャー1,100-1,700万円80万円-120-540万円1-5年目
シニアマネージャー1,500-2,100万円 125万円-5-15年目
プリンシパルディレクター1,500-2,100万円125万円-
マネージングディレクター2,400万円-

表にしてみると、非常に高年収であることがわかると思います。

次に、それぞれのグレードが担う役割について解説していきます。

アナリスト

新卒など入社した直後はアナリストとしてプロジェクトに参画し、先輩社員と共にデータ収集、分析を行う過程でコンサルタントとして必要なスキルをつけていきます。
本人の能力次第ではありますが、1年から3年でコンサルタントへ昇格するのが一般的です。

コンサルタント

プロジェクトのチームリーダーとして業務管理を行います。また、高度な分析力、提案力を武器に業務の幅を広げて行きます。

マネージャー

マネージャーはプロジェクトリーダーとして、参画するプロジェクトに責任を負います。
また、プロジェクトの円滑な運営ができるように、計画や管理をクライアント企業と並走しながら進めていきます。

マネージャー職になると最低でも年収1,000万は超えるようになり、賞与も100万以上はもらえるようになります。

シニアマネージャー

プロジェクトの中でマネージャーよりも高い位置で進捗管理をおこなうとともに、人材育成にも関わります。本人の努力次第にはなりますが、入社してから9年〜10年で昇格します。

プリンシパルディレクター

シニアマネージャーとマネージングディレクターの間に位置する中間ポジション。
各グレードの中で唯一『タイムアットレベル(次のレベルに昇格しなければいけない年数)』がないポジションです。特定業界の深い専門性を持ってキャリア入社し、コンサルとしてこれ以上上を目指したいという意思がなければ、このグレードに留まることが可能です。

マネージングディレクター

プロジェクトの最高責任者として、クライアントに提供するサービスの品質と提案に対する一切の責任を負います。
マネージングディレクターにまでなると、企業の経営自体にも参画して経営責任を負うので、年収は数千万〜数億円にまでなります。

アクセンチュアで活躍・昇進する人材とは

アクセンチュアでマネージャー、ディレクターに昇進すると年収も大きく上がることがわかりました。では、実際どのような人材が活躍しているのか?アクセンチュアが求める人物像を解説します。

基本的には、泥臭く頑張れる人材が評価される傾向にあるといいます。外資系だとクリアな評価基準があり、公平に評価されると思われていますが、やはりそれだけでなく、人間関係の中で信頼を築き上げていくことがキャリアアップに必要なようです。

アクセンチュアが求める人物像は以下の通りです。

・タフであること

基本的にはクライアントの課題をロジカルに整理し解決に導くスキルは求められますが、その実態は必ずしもスマートなものばかりではありません。やはりハードに働けるタフさが重要です。

・徹底した責任感と職務遂行能力

アクセンチュアでは、スケジュールがタイトな中でもプロジェクトを回していかなければなりません。また、クライアントからの要望にも応える必要があり、時には無謀な要望にもコミットする必要があります。

・新しいスキル・業界へのキャッチアップ能力

これはどのコンサルタントにも言えることですが、常に新しいことを学び続ける必要があります。理由としては、クライアントやプロジェクトが変わると必要な知識も変わるためです。

アクセンチュアに転職するためには

高年収によって優秀な社員を獲得、引き留めているアクセンチュアですが、転職難易度はとても高いです。理由としては3点挙げられます。

  1. 人気・競争率が高い

アクセンチュアは世界最大級のコンサルティングファームであり、年収の高さ、成長機会の豊富さ、その後の転職や起業などキャリアパスの広さから人気も高く、競争率も非常に高くなっています。また、「Project PRIDE」によって働き方改革への取り組みが進んだこともあり、年々人気は高まっています。

  1. 求められる能力・スキルが高い

求められる能力も高く、以下のような能力が求められます。

  • コミュニーケーション能力
  • プロジェクトマネジメント能力
  • ビジネススキル
  • ITスキル
  1. 選考対策が難しい

アクセンチュアでは、以下のようなフローで選考が進みます。

  1. 書類選考
  2. 面接(2回〜3回、部門や一次面接の評価次第でケース面接が入る)

※Webテストや筆記試験も評価によって有りか無しか変わる

このように、複雑かつ論理的思考を問われる面接となっている為、勝ち抜くにはそれ相応の準備をして望まなければなりません。

また、面接では自己紹介や職務経歴以外では以下のような質問が多いとのことでした。

  • なぜ転職するのか
  • なぜコンサルタントなのか
  • なぜアクセンチュアなのか

これらについて深掘りが中心になるので、自分の経験を棚卸しして、深掘りしておく必要があると共に、自らの経験を論理的に、かつ実績を定量的に一貫性を持って話せると、採用に大きく近づけそうです。

まとめ:アクセンチュアのマネージャーは年収1,000万円以上!ただし、入社難易度も高い

アクセンチュアは外資系企業の大手コンサルティングファームですが、優秀な人材獲得のために、採用に多額の投資をしています。一方で、入社難易度はとても高いため、『アクセンチュアに入ってみたいけど、自分が入れるか不安、、、』と悩まれている方も多いでしょう。一方で、入社し早くマネージャー、シニアマネージャーを目指していきたいが『どうすれば早く活躍しプロモーションできるだろうか、、』と考える方もいるでしょう。

そこでオススメしたいのが、『GradsGuide』というコンサル転職に特化した相談サービスです。

こちらでは、コンサルティングファームで実際に働いていたOBOGの方々に、オンラインで相談が出来るサービスとなっており、会員登録は無料です。もちろん、アクセンチュアで働かれていた方も多く在籍されています!

  • 自分が志望するコンサルティングファームの元社員の話を聞ける
  • 転職エージェントやネットの情報だけではわからない生の声が聞ける
  • 匿名で利用できるので聞きたいことを率直に話せる
  • コンサル入社後のキャリアプランも相談できる
  • 採用企業や転職エージェントとは一線を画すので忖度なしの本音のアドバイスがもらえる

このように、コンサルタントとして現場で働かれていた方と繋がれるサービスは珍しいですね!

アクセンチュアをはじめとした、高年収のコンサルティングファームに興味のある方は、ぜひ無料の会員登録をして、どんな人に相談できるか確認してみてはいかがでしょうか?

コンサルティングファームへの転職に悩んだら

GradsGuideは経営コンサル業界への転職者向けの転職相談プラットフォームです。
あなたの行きたいコンサルティングファームの卒業生にオンラインで転職相談ができます。

相談できるガイド会員はMBB・Big4など大手コンサルティングファームの卒業生が多数在籍しています。
もし以下のようなお悩みがあったらぜひご相談ください!

 

  • 選考が進んでいるものの、業界未経験なのでまだ働くイメージがつかめない
  • 総合コンサルティングファームってどこも同じに見えるけど何が違うの?
  • 内定もらったけど入社後に活躍できるか不安…
  • いち早くプロモーション(昇格)して活躍するために必要なことって何?

記事監修者:渡辺 貴明

メルセネール株式会社取締役。東京工業大学工学部卒業。
大学卒業後、独立系コンサルティングファームにて製造業のクライアントを中心に業務改革支援に従事。その後、アビームコンサルティング株式会社の戦略部門に転じ、経営戦略・事業戦略策定やM&A、新規事業開発、組織/人材開発に従事。
メルセネール株式会社では職業選択における情報の非対称性の解消を目指し、コンサル業界への転職者に向けたコンサルOB/OG紹介サービスGradsGuideを運営、事業責任者を務める。

メディア一覧に戻る

関連記事