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2025.07.02
サーキュラーエコノミーで未来を切り拓く!アビーム含む5社が提供する「Circular Co-Evolution」の全貌とは?
「環境への対応はコストか、それとも成長のチャンスか?」
こうした問いに対する答えが、今まさに変わろうとしています。持続可能性がビジネスの核となる時代に、製造業を中心とした企業の変革を後押しする新たなトータルソリューション「Circular Co-Evolution(CCE)」が誕生しました。
本記事では、アビームコンサルティングを含む5社がタッグを組み、企業のサステナビリティ経営を支援するこの新サービスの内容と、その背景にある社会的要請、そして今後の展望について分かりやすく解説します。コンサル業界やサステナビリティ分野に関心のある方は必見です!
目次
5社が共創するトータルソリューション「Circular Co-Evolution」とは?

2025年6月30日、三井住友ファイナンス&リース株式会社、アミタ株式会社、アビームコンサルティング株式会社、サーキュラーリンクス株式会社、株式会社GXコンシェルジュの5社は、製造業を中心とした企業のサステナビリティ経営を支援する新サービス「Circular Co-Evolution(CCE)」の提供開始を発表しました。
CCEは、サーキュラーエコノミー(循環型経済)への対応が求められる企業に対し、企画構想から運用改善までを一気通貫で支援するトータルソリューション。資源循環やカーボンニュートラルに向けた取り組みを、個別対応ではなく「事業変革」としてとらえることが最大の特徴です。
なぜ今「サーキュラーエコノミー」が重要なのか?

製造業は国内のCO₂排出量の大部分を占める産業であり、2050年のカーボンニュートラル達成には産業構造そのものの変革が不可欠です。
さらに、地政学的リスクの高まりや資源価格の変動により、サプライチェーンの安定性や資源調達の持続可能性が企業競争力の鍵となっています。
こうした背景のもと、「環境対応=コスト」ではなく、「環境対応=収益と競争優位性の源泉」へと認識が変わりつつあるのです。つまり、今こそがサーキュラーエコノミーへの移行のベストタイミングなのです。
Circular Co-Evolutionの特徴と支援内容
CCEでは、以下の3つのフェーズにおいて、企業のサステナビリティ経営を総合的に支援します。
1. 企画構想
- サーキュラーエコノミーに向けた経営戦略・ビジョンの策定
- 目指すべき循環型ビジネスモデルの設計
- 各社の強みを活かした最適アプローチの策定
2. 変革実行
- サプライチェーンや業務プロセスの設計・再構築
- トレーサビリティの導入と管理
- アセットや資金調達の支援
3. 運用改善
- KPIモニタリングと継続的なパフォーマンス改善
- ESG開示対応、法規制準拠の支援
- データ活用による経営意思決定の高度化
これらを通じて、企業のサーキュラー型ビジネスモデルへの移行を「現実的かつ実行可能」な形で後押しします。
各社の役割と強みの連携
CCEでは、以下のように各社が役割分担し、オーダーメイドでサービスを提供します。
| 企業名 | 主な役割 |
|---|---|
| 三井住友ファイナンス&リース | アセットホルダーとしての機能提供、トレーサビリティ対応DXツール「assetforce」の活用 |
| アミタ株式会社 | 循環型事業のPoC支援、サーキュラーサプライチェーン構築、資源循環の設計 |
| アビームコンサルティング | 製造業向け業務改革・DX、事業構造変革の伴走支援 |
| サーキュラーリンクス | 廃棄物管理BPO、サーキュラー型管理システムの構築 |
| GXコンシェルジュ | サステナビリティ経営構想の立案支援、ESG戦略策定・可視化 |
アビームコンサルティングの立ち位置とは?

今回のプロジェクトで特に注目したいのが、アビームコンサルティングの果たす役割です。
製造業を中心に強みを持つ同社は、単なる戦略立案ではなく、「業務変革」「DX基盤の構築」「SCM再設計」といった現場と経営をつなぐ実行支援を得意としています。
執行役員・山中義史氏のコメントによると、
「製造業のCE移行は、まさに“ビジネスモデル変革”と呼ぶにふさわしい。私たちは事業戦略からサプライチェーン、DXの実装まで一貫して支援していきます」
とのことで、サステナビリティを戦略とオペレーションの両面から支援するアプローチがアビームの強みです。
今後の展望:3年で100社への導入を目指す
5社は、今後3年間で100社以上への導入を目指しており、主に以下のような展開を予定しています。
- 経営層・実務者向けセミナー開催
- 課題別の個別相談会
- 導入企業ごとのカスタマイズ支援
- 中堅企業・ローカル製造業向けの導入テンプレート開発
特定の業界や企業フェーズに限定せず、柔軟かつ実践的な支援が可能というのもCCEの大きな魅力です。
プロジェクトへの期待と未来志向

本プロジェクトは、単なるコンサルティングの枠を超え、「経済×環境×社会」のトリプルインパクトを同時に実現する新しい価値の創出を目指しています。
参加企業の代表者たちも、それぞれの立場から次のような期待を表明しています:
- 三井住友ファイナンス&リース:「CEは経営戦略であり、収益源である」
- アミタ:「資源制約にとらわれない持続可能な製造業を」
- サーキュラーリンクス:「データで支える資源・廃棄物DXの実現」
- GXコンシェルジュ:「CEは社会・環境・経済の価値共立を実現する鍵」
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