ニュース・トレンド
2025.10.13
アビーム、米国で合弁会社を設立へ:グローバル展開を本格強化
アビームは、戦略的パートナーであるヨーロッパのコンサルティング企業 BearingPoint(ベリングポイント)と協業し、アメリカ市場向けに合弁会社を設立することを発表しました。日本発のコンサルティング会社として、グローバル展開を加速させる重要な一歩と言えます。
以下では、元記事の内容を誰にでもわかるように要約しつつ、アビームへの転職を検討する方が特に注目すべきポイントを中心に紹介します。
合弁設立の概要と目的
アビームとBearingPointは、アメリカにおける共創型の変革サービス強化を目的とし、合弁会社を設立することで合意しました。
- 新会社名:BearingPoint NA LLC
- 建立予定日:2025年9月2日(条件整備後設立)
- 所在地:アメリカ・シカゴ
- 目的・活動範囲:
- アメリカ市場における経営変革・デジタル変革支援
- AIネイティブ企業支援、業界特化型ソリューション、エンタープライズアプリ導入、マネージドサービス提供など
- 日本・アジア・ヨーロッパのグローバルネットワークと連携したシームレスな支援体制構築
この合弁によって、アビームは従来の「アジア中心・国内支援型」の枠をさらに超え、米州でも一定のプレゼンスを持つコンサルティング企業を目指す構えを明確にしています。
用語解説:GCC・“AIネイティブ企業”とは?
| 用語 | 意味の簡単な説明 |
|---|---|
| GCC(Global Capability Center) | 各国拠点をつなぎ、技術や人材・ソリューションをグローバルに使えるようにする基盤。 |
| AIネイティブ企業 | 事業の中心にAIを据えて設計・運用している企業。AIを活用するだけでなく、AIを組織文化や構造に組み込んでいる状態。 |
この動きから読み取るアビームの戦略と狙い
この合弁設立には、ただの拡張以上の戦略的意図があります。転職希望者視点で、注目すべき点をまとめます。
グローバル戦略の本気度が鮮明に
アビームは「アジア・日本発のコンサルティング企業」という立ち位置を強みにしてきましたが、今回の動きで「米州でも主体的に事業を展開する企業」へとシフトしつつあることが伺えます。
つまり、海外案件・クロスボーダー変革プロジェクトに関わる機会がさらに増える可能性があります。
技術 × 戦略 × 実行を統合できる人材が重視される
米国では、デジタル技術、クラウド、AIなどの先端技術と事業変革を絡める案件が多くなる傾向があります。これに対応できるよう、アビームが求める人材には以下のような能力が重視されると予想されます:
- AI・データ分析・機械学習の実務知見
- クラウド、エンタープライズアプリ設計・実装経験
- 戦略立案力と事業価値転換の視点
- 多国間・多文化環境でのコミュニケーション能力・提案力
リスクとチャレンジも意識すべき
とはいえ、このような変革には挑戦も伴います。例えば:
- アメリカの法制度/労働慣行/市場慣習への対応
- 合弁・パートナー企業との文化・運用統合
- 米州案件の獲得競争激化
- 高い技術水準・期待値に応えるためのリソース確保
転職者としては、こうしたチャレンジに興味を持ち、自ら価値を出せる領域を意識してスキル強化しておくとよいでしょう。
転職希望者へのチェックリストと準備のヒント
この合弁ニュースを踏まえ、アビームへの転職を考える人は次のような観点で準備を進めておくと有効です。
- グローバル経験・志向:海外プロジェクト経験や異文化コミュニケーション能力をアピールできるように
- 技術理解の深化:AI、データ解析、クラウド基盤などへの理解を実践ベースで強める
- 提案力/実行力:理論だけでなく、実際に成果を出す力(要件定義・実装・運用)を具体的に語れるよう準備
- 業界横断知見:複数業界を横断する案件が増える可能性があるため、業界知識を幅広く補う
- ネットワーク構築:アメリカやグローバル企業との接点、パートナー企業との関係構築力も評価されうる
今回のニュースは、アビームが「国内中心」から「世界を視野に変革支援をする企業」へステップを踏み始めたことを象徴しています。転職希望者としては、この流れに乗れるポジション、スキルセットを意識して行動しておくと選択肢が広がるでしょう。
関連記事



