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NRI(野村総研)が6年連続CDP Aリスト選定!サステナビリティに強いコンサルファームとしての魅力とは

NRI(野村総研)が6年連続CDP Aリスト選定!サステナビリティに強いコンサルファームとしての魅力とは

NRIのCDP気候変動Aリスト選定が示す企業価値の高さ

野村総合研究所(NRI)が国際的な環境評価で最高ランクを6年連続で獲得したことは、転職を検討する皆さんにとって注目すべきニュースです。サステナビリティ経営に力を入れる企業への転職が、今後のキャリア形成にどのような意味を持つのか詳しく見ていきましょう。

CDP(Carbon Disclosure Project)とは、世界の機関投資家の要請に基づき、企業の環境問題対策について情報開示を求める国際的な非営利組織です。2024年度は全世界で22,400社が調査に回答し、その中でもAリストに選ばれるのは気候変動対策において特に優れた取り組みを行っている企業のみです。

転職市場においても、ESG(Environment、Social、Governance)に優れた企業への関心が高まっており、こうした企業は長期的な成長性と安定性を兼ね備えた転職先として注目されています。

サステナビリティ重視企業への転職が注目される理由

近年の転職市場では、給与や待遇だけでなく、企業の社会的責任や持続可能性を重視する求職者が増加しています。特に20代〜30代の転職希望者にとって、サステナビリティに取り組む企業で働くことは、長期的なキャリア形成において重要な要素となっています。

将来性の高い事業領域への参画機会

サステナビリティに注力している企業では、以下のような成長分野での経験を積むことができます:

  • カーボンニュートラル戦略の策定支援
  • ESG投資に関するコンサルティング
  • 企業の脱炭素化支援
  • サステナブルファイナンスの推進

これらの領域は今後さらなる拡大が予想されており、専門性を身につければ市場価値の高い人材として成長できる可能性があります。

顧客企業からの信頼度向上

CDP Aリストに選定されるような企業は、顧客企業からも「信頼できるパートナー」として高く評価されます。コンサルティング業界では、自社が実践していることこそが最も説得力のある提案となるため、環境経営で実績のある企業で働くことは、顧客対応においても大きなアドバンテージとなります。

NRIの具体的な取り組みから見る働きがいのポイント

NRIが高い評価を受けている背景には、組織全体でのサステナビリティ推進があります。取締役会監督のもと「NRIグループ低炭素移行計画」を策定し、2023年度からは役員報酬に温室効果ガス削減の達成状況を反映させるなど、経営レベルでのコミットメントが明確です。

科学的根拠に基づいた目標設定

NRIは「Science Based Targets(SBT)」イニシアチブから認定を受けた目標を設定しています。具体的には以下のような目標を掲げています:

  1. 2030年度に温室効果ガス排出量を97%削減(2019年度比)
  2. 2050年度にネットゼロ達成(92%削減、残余排出量は中和化)

これらの目標は国際的な基準に基づいた実現可能性の高い計画として策定されているため、従業員も明確な方向性を持って業務に取り組むことができます。

転職を検討する際に注目すべきスキル・経験

NRIのような先進的なサステナビリティ取り組みを行う企業への転職を成功させるためには、以下のようなスキルや経験が重要になります。

必須となる基礎スキル

データ分析能力は最も重要な基礎スキルの一つです。温室効果ガス排出量の算定や削減効果の測定には、正確なデータ分析が不可欠です。ExcelやPowerBI、Tableauなどのツールを使いこなせることに加えて、統計的思考力も求められます。

プロジェクトマネジメント能力も欠かせません。サステナビリティ推進は複数の部署や外部パートナーとの連携が必要な長期プロジェクトが多いため、体系的な管理能力が重要です。

業界理解と専門知識

ESG関連の基礎知識は必須です。以下のような概念について基本的な理解があると良いでしょう:

  • カーボンニュートラル(温室効果ガスの排出と吸収を均衡させること)
  • Scope1/2/3(温室効果ガス排出量の分類方法)
  • SBT(科学的根拠に基づく削減目標)
  • TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)

コンサル業界におけるサステナビリティ市場の拡大

コンサルティング業界全体で、サステナビリティ関連のサービス需要が急速に拡大しています。2024年4月から上場企業に対するサステナビリティ情報開示が段階的に義務化されており、多くの企業がコンサルティング支援を求めています。

具体的には以下のような分野で需要が高まっています:

  1. 統合報告書の作成支援
  2. ESGデータの収集・管理体制構築
  3. 脱炭素ロードマップの策定
  4. サステナブルファイナンスの活用支援

この市場環境の変化により、サステナビリティコンサルタントは今後数年間で特に需要の高い職種となることが予想されます。

出典:野村総合研究所、CDP気候変動調査において最高評価の「Aリスト」企業に6年連続で選定

この機会を活かすための転職戦略のヒント

NRIの6年連続CDP Aリスト選定は、サステナビリティ分野でのコンサルティング需要の拡大と、この分野での専門性を持つ人材の市場価値向上を示す重要な指標です。

転職成功のための重要ポイントをまとめると以下のようになります。まず、サステナビリティは一時的なトレンドではなく、法制度化と投資家要求により長期的に拡大する市場であることを理解することが重要です。次に、この分野での専門性獲得は、業界を問わず転用可能なスキルとして長期的なキャリア価値を持つことも押さえておきましょう。

転職を検討している皆さんには、今から計画的にスキル習得を開始し、市場拡大期にある今この時期を最大限に活用することをお勧めします。適切な準備により、社会的意義と個人のキャリア成長を両立できるこの成長市場でのキャリア構築を実現してください!

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記事監修者:渡辺 貴明

メルセネール株式会社取締役。東京工業大学工学部卒業。
大学卒業後、独立系コンサルティングファームにて製造業のクライアントを中心に業務改革支援に従事。その後、アビームコンサルティング株式会社の戦略部門に転じ、経営戦略・事業戦略策定やM&A、新規事業開発、組織/人材開発に従事。
メルセネール株式会社では職業選択における情報の非対称性の解消を目指し、コンサル業界への転職者に向けたコンサルOB/OG紹介サービスGradsGuideを運営、事業責任者を務める。

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