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2024.06.12
アクセンチュアの採用大学ランキングを調査!学歴フィルターの真相は!?
アクセンチュアはアイルランドに本拠地がある、世界最大級の総合コンサルティング会社として知られています。総合コンサルティング企業の中でも大手の外資系企業ですが、アクセンチュアと検索すると『採用大学』や『学歴』という関連ワードがヒットしました。
本記事では、実際にアクセンチュアで働いてみたい、転職したい方に向けて、学歴フィルターの存在や、採用大学ランキングについて調査した結果、そしてアクセンチュアに入る為の選考フローを掲載していますので、アクセンチュアに興味がある方は是非ご参考にしてください。
目次
アクセンチュアに学歴フィルターがあるって本当?
アクセンチュアに学歴フィルターがあるって本当?
結論から言うとアクセンチュアの採用において学歴フィルターはないと考えられます。
アクセンチュアでは実際に中堅大学からの採用実績があります。このことから、自分の学歴を気にして諦める必要はなく、しっかりと選考対策を行えば受かる可能性はあると言えます。
以下データはリクナビ2022のアクセンチュアの採用大学一覧を抜粋したデータです。
小樽商科大学 | 50.0 |
公立はこだて未来大学 | 45.0 |
創価大学 | 40.0〜50.0 |
室蘭工業大学 | 37.5 |
また、コンサルの転職においては、必ずしも高学歴でなければならないと言うことではありません。理由として、転職希望者の能力を判断する要素としては学歴よりも職歴が重視されるからです。実際に様々なコンサルファームに転職された方でも、高学歴と言われる大学出身者だけでなく、中堅以下の大学卒の方も少なくありません。
そうは言っても、実際どんな大学を卒業した人が多いのかが知りたい!と言う方もいらっしゃると思いますので、2023年のアクセンチュアの最新の採用大学ランキングTop10を掲載します。
順位 | 大学名 | 就職者数(人) |
1位 | 慶應義塾大学 | 86 |
2位 | 早稲田大学 | 81 |
3位 | 東京大学 | 57 |
4位 | 京都大学 | 36 |
5位 | 大阪大学 | 32 |
6位 | 上智大学 | 25 |
7位 | 東京工業大学 | 24 |
8位 | 北海道大学 | 23 |
9位 | 明治大学 | 22 |
10位 | 東京理科大学 | 20 |
このように高学歴の方が多い結果とはなりましたが、こちらはあくまで新卒の採用ランキングであることに注意してください。ランキングにすると高学歴の方が採用されやすい傾向にあるのは間違いないようで、学歴フィルター自体はないものの、高学歴の方が採用されやすいと考えられます。
なぜコンサルファームは学歴を重視するのか?
学歴フィルターが無いことはわかったものの、依然として高学歴の方がアクセンチュアをはじめとしたコンサルファームに就職、転職しやすい状況にあるのはあるようです。しかし、なぜコンサルファームに入るには学歴が重視されているのでしょうか?理由としては2つあります。
1. 応募者のスクリーニング
近年、コンサルティングファームへの転職・就職の人気が増しており、多くの転職希望者が応募をしている状況です。採用する側にとって良いことではあるのですが、書類選考を行う人事担当者、面接を行う現場のコンサルタントにとっては多忙な中で多くの面接を行うのは、リソースの観点から見て厳しい為、スクリーニングをかけていると言う事が理由として挙げられます。
2. クライアントへの説得力が増すため
多くのコンサルティングファームのクライアント企業は日本を代表する大手企業である為、クライアント企業の経営層であればあるほど高学歴な方も多くなってきます。
そんな高学歴のクライアントが解決できない悩みを解決するのがコンサルタントなわけですから、高学歴のメンバーを揃えてアピールすることで、より多くの案件を獲得したいというコンサルファーム側の思惑もあるでしょう。
このような理由から学歴は重視はされているものの、職歴で専門性を持っていることを書類や面接でアピール出来れば入社できますし、クライアントも学歴よりも提案内容を重要視しているので、問題はありません。
また、事実としてアクセンチュアに入社された方は必ずしも高学歴の大学卒だけではないことからも、学歴を気にするよりも書類選考・面接対策を確実に行う方が合格率が高まると言えます。
アクセンチュアの転職難易度は?
そんなアクセンチュアですが、転職難易度はとても高いです。理由としては3点挙げられます。
1. 人気・競争率が高い
アクセンチュアは全体の平均年収が865万円*と、非常に高い事がわかります。日本の30歳の平均年収が416万円であることを考えると、かなり高年収です。そのため人気も高く応募数も増加傾向にあります。
2. 求められる能力・スキルが高い
また、求められる能力も高く、以下のような能力が求められます。
- コミュニーケーション能力
- プロジェクトマネジメント能力
- ビジネススキル
- ITスキル
求められる能力を意識してこれまでの経歴・経験を適確にアピールする必要があり、職務経歴書ひとつとっても入念な準備が必要です。
3. 選考対策が難しい
アクセンチュアでは、以下のようなフローで選考が進みます。
- 書類選考
- 面接(2回〜3回、部門や一次面接の評価次第でケース面接が入る)
※Webテストや筆記試験も評価によって有無が変わる
複数回の面接に加えケース面接を通じて徹底的に論理的思考力を問われる選考となっている為、勝ち抜くにはそれ相応の準備をして望まなければなりません。
また、面接では自己紹介や職務経歴以外では以下のような質問が多いとのことでした。
- なぜ転職するのか
- なぜコンサルタントなのか
- なぜアクセンチュアなのか
これらについて深掘りが中心になるので、自分の経験を棚卸しして、これらの問いに答えられるようにしておく必要があります。また、自らの経験を論理的に、かつ実績を定量的に一貫性を持って話せると、採用に大きく近づけそうです。
まとめ:アクセンチュアに学歴フィルターはないが、準備は必要!
アクセンチュアには学歴フィルターはありませんでしたが、高学歴の方が有利な状況は依然としてあり、選考対策も十分に行わないと合格は難しい事が分かりました。
特に情報収集を行ってから望まないと、どんな対策をすればいいかイメージが付かないかと思います。
そこでオススメしたいのが、『GradsGuide』というコンサルに特化した相談サービスです。
こちらでは、コンサルティングファームで実際に直近まで現場で働かれていたOB・OGの方々に、ZOOM等を使って相談が出来るサービスとなっており、会員登録は無料です。もちろん、アクセンチュアで働かれていた方も多く在籍されています!
- 自分が志望するコンサルファームに勤務経験のある方の話を聞ける
- 匿名で相談でき、選考への影響を気にせず率直に聞ける
- コンサル入社後のキャリアプランも相談できる
- 転職エージェントやネットの情報だけでは分からない生の声が聞ける
- 転職の利害関係をなくす為、採用企業や転職エージェントとは一線を画す
このように、コンサルとして現場で働かれていた方と繋がれるサービスは珍しいですね!
アクセンチュアに興味のある方は、ぜひ無料の会員登録をして、相談してみてはいかがでしょうか?
【参考】
*オープンワーク株式会社 アクセンチュア株式会社 年収・給与(2024/6/12)
*株式会社ムービン・ストラテジック・キャリア株式会社 「コンサルファーム パートナークラスから見る学歴・出身大学」「アクセンチュア転職 その難易度は?面接・選考対策は?」
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