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デロイトトーマツが「やばい」といわれる理由は?評判や社風を詳しく解説

デロイトトーマツが「やばい」といわれる理由は?評判や社風を詳しく解説

デロイトトーマツは日本で最大級のビジネスプロフェッショナルグループであり、有限責任監査法人トーマツやデロイトトーマツコンサルティング合同会社など、各分野のトップファームで構成されています。新卒はもちろん転職先としても高い人気を誇っています。

しかし、その一方で「デロイトトーマツはやばいという評判を聞いた」「デロイトトーマツがやばいという評判を聞いて、転職先として選択してよいのか不安になってきた」と悩んでいる方もいるでしょう。

本記事では、デロイトトーマツが「やばい」といわれている理由や同社の本当の評判、社風を解説します。

デロイトトーマツグループとは?

デロイトトーマツグループとは、1968年に設立された日本で初の全国規模の監査法人「等松・青木・津田・塚田・青木・宇野・月下部会計事務所」を源流とした、日本で最大級のビジネスプロフェッショナルグループです。
監査・保証業務、リスクアドバイザリー、コンサルティング、ファイナンシャルアドバイザリー、税務・法務の5つのビジネス、コーポレートで構成されています。有限責任監査法人トーマツやデロイトトーマツコンサルティング合同会社も構成会社の1つです。

また、世界4大監査法人の1つデロイト トウシュ トーマツのメンバーファームでもあり、グローバルなビジネスを展開しています。税理士・公認会計士・コンサルタント等で働いている方にとっては、あこがれの会社であり新卒はもちろんのこと、転職先としても人気が高いです。

デロイトトーマツが「やばい」と言われる理由

デロイトトーマツで検索するとサジェスト機能で「やばい」「すごい」とよく表示されます。「デロイトトーマツは知名度も高く実績もあるが、実は内情が悪いのでは?」と不安を覚える方もいるでしょう。

ここでは、なぜデロイトトーマツが「やばい」といわれるのか理由を解説します。

ポジティブな意味での「やばい」理由

「やばい」にはポジティブとネガティブ、両方の意味があります。ポジティブな意味で「やばい」といわれている理由は、以下の通りです。

  • 年収が高い
  • 就職難易度が高い
  • 働いている従業員のレベルが高い
  • 仕事の規模がグローバルでやばい

デロイトトーマツはどの会社も公式に年収を公表していません。しかし、知名度が高く人気のある会社ですから、従業員や元従業員からの口コミが盛んに投稿されています。「エン・ジャパン」が運営している口コミサイト「ライトハウス」では、同グループの従業員157人からアンケート調査をした結果として、平均年収を980万円と発表しています。回答者の平均年齢は33.2歳なので、同世代の平均的な年収の倍以上です。

また、東京大学や早稲田大学といった難易度・知名度共に高い大学の学生から人気があることや、働いている従業員のレベルの高さなどに「やばくてすごい」といった感想を抱く人も多いでしょう。

このほか企業の海外進出も積極的にサポートしていることをはじめ、仕事が世界規模なのもポジティブな意味で「やばい」と思われる理由です。

ネガティブな意味での「やばい」理由

一方、ネガティブな意味で「やばい」と思われる理由は以下のようなものが挙げられます。

  • 仕事が激務過ぎてやばい
  • 人材が流出しているように見えてやばい
  • ネガティブな記事が雑誌に掲載されていてやばい
  • コンサルティング業界全体の業績が低下していてやばい

デロイトトーマツグループの元従業員と称する口コミの中には、「激務過ぎて転職した」「仕事が大変すぎて体を壊した」といったものがあります。また、会計事務所やコンサルティングファームは業界全体が激務のイメージがもたれがちです。

しかし、デロイトトーマツグループは働き方改革が進んでおり、2020年代に入ってからは「休みが十分に取れる」「メリハリがある働き方ができる」といった書き込みが目立ちます。

人材が流出しているように見えるのは働き方の変化により、さらなるキャリアアップやライフワークバランスを取るために転職するケースが一般的になってきたとも考えられます。また、コンサルティング業界など、転職がごく当たり前になっている業界もあります。デロイトトーマツグループから流出する人材がいる一方、他社から流入してくる人材も多いので、一概に「人材が流出している」とはいえません。

このほか、ネガティブな記事がWeb経済誌に掲載されているのも、ネガティブな意味で「やばい」といわれている理由です。Web雑誌は記事がアップされるとSNSで宣伝を行うため、多くの人の目に留まりやすい傾向です。そのため、扇情的な見出しだけを見て「やばい」と思う方もいるでしょう。

ただし、現在のところネガティブな記事を掲載しているのは1社のみです。それだけで「会社がヤバい」と断定することはできません。

実際に自分で調べてみることが大切

デロイトトーマツグループの「やばい」にはポジティブとネガティブ、両方の意味があります。また、働く方の価値観やスキルによってポジティブに感じられたりネガティブだと捉えたりするものもあるでしょう。

したがって、第三者の「やばい」に惑わされず、自分でデロイトトーマツグループの情報や求人の要項を確認することが重要です。デロイトトーマツグループは向上心がある方や結果を出し続ける方にとってはやりがいがある企業です。自分で企業の特徴や求められている人材を調べ、そのうえで自分にとって合っているか、いないかを判断してください。

GradsGuideでは、デロイトトーマツグループ出身のOB/OGに直接話を聞くことができます。面接では聞きにくい、エージェントではわからない、現場の生の情報を聞きたい方は是非検討してみてくださいね。

デロイトトーマツグループに転職する方法

デロイトトーマツグループは、複数の会社で随時中途採用を行っています。ここでは、デロイトトーマツグループに転職する方法や、スムーズに転職活動を行うコツを解説します。

デロイトトーマツグループは随時中途採用を行っている

デロイトトーマツグループは、複数の会社で随時中途採用を行っています。例えば、デロイトトーマツコンサルティング合同会社は、公式ホームページでキャリア採用という名目で中途採用を実施中です。デロイトトーマツグループは社員を育てることにも力を入れており、例え即戦力にならなくても、今まで培ったキャリアが活かせたり求人している職種に適性があると判断されたりした場合は、採用される可能性があります。

したがって、まずは自分が転職を希望する職種に求人が出ているかどうか確かめ、転職活動をスタートしましょう。

転職活動をスムーズに行うコツ

デロイトトーマツグループへの転職を希望する場合、公式ホームページからエントリーする方法と、転職エージェントを利用する方法があります。転職エージェントを利用すると、担当エージェントがエントリーシートや面接を突破できるようにアドバイスをしてくれるなど、何かと心強いです。デロイトトーマツグループの求人を多数抱えた実績がある転職エージェントを利用すれば、自力で転職活動を行うより成功する可能性が高まるケースもあります。

デロイトトーマツグループの「やばい」にはいろいろな意味がある

デロイトトーマツグループに対する「やばい」はネガティブ・ポジティブ両方の意味があります。同じものでも人によってポジティブに感じられたりネガティブに感じられたりするでしょう。転職先を選ぶにあたっては第三者の「やばい」という情報だけをうのみにせず、自分で情報を集め、判断することが大切です。

例えば、デロイト出身のOB/OGに話を聞いてみるのも有効な方法です。

GradsGuideはコンサルティングファームのOB/OGに直接話が聞ける転職・キャリア相談プラットフォームで、デロイトトーマツコンサルティング出身者も多数登録しています。

在籍していた当事者から実際のところはどうなのか、入社するにあたって理解しておかなければいけないことなど直接話を聞くことができます。また、デロイトトーマツコンサルティングで得られる経験やキャリア形成、退職後の次のステップなども相談できるので是非気になる方は利用して参考にしてみてください。

コンサルティングファームへの転職に悩んだら

GradsGuideは経営コンサル業界への転職者向けの転職相談プラットフォームです。
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  • 選考が進んでいるものの、業界未経験なのでまだ働くイメージがつかめない
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記事監修者:渡辺 貴明

メルセネール株式会社取締役。東京工業大学工学部卒業。
大学卒業後、独立系コンサルティングファームにて製造業のクライアントを中心に業務改革支援に従事。その後、アビームコンサルティング株式会社の戦略部門に転じ、経営戦略・事業戦略策定やM&A、新規事業開発、組織/人材開発に従事。
メルセネール株式会社では職業選択における情報の非対称性の解消を目指し、コンサル業界への転職者に向けたコンサルOB/OG紹介サービスGradsGuideを運営、事業責任者を務める。

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