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PwC Japanの年収の平均は?法人ごとの差や就職・転職する方法も解説

PwC Japanの年収の平均は?法人ごとの差や就職・転職する方法も解説

る信頼を構築し、重要な課題を解決する」を存在意義とし、コンサルティングや監査などのサービスを世界中のクライアントに提供しています。PwC Japanを構成する主な法人は13あり、その中には大手監査法人(BIG4)のPwC Japan有限責任監査法人や、日本最大級のコンサルティング会社、PwCコンサルティング合同会社などがあります。

本記事では、PwC Japanを構成する代表的な法人の平均年収や、PwC Japanに就職・転職する方法などを解説します。

PwC Japanの概要

PwC Japanは、ロンドンに本拠地をおくBIG4の1角、PricewaterhouseCoopers(プライスウォーターハウスクーパース)の日本におけるメンバーファームです。PwC Japanを構成している主な13の法人は、以下のとおりです。

PwC Japanを構成する法人はそれぞれ独立していますが、仕事上必要であれば、法人同士が連携し合い世界中のクライアントにさまざまなサービスを提供します。

PwC Japanといえば、大手監査法人(BIG4)の1つPwC Japan有限責任監査法人や、日本最大級のコンサルティング会社であるPwCコンサルティング合同会社が有名です。しかし、それ以外にもサービスを提供する分野は多岐にわたっています。

PwC Japanの社風や強み

PwC Japanは、自社を「プロフェッショナルの集団」と自負しています。現在、世界154か国に30万人以上のメンバーが所属しており、必要とあれば法人や国境の枠を飛び越えて連携し、顧客が必要とするサービスを提供しています。

また、PwCの日本におけるメンバーファームという立場を活用し、海外へ進出する日本企業や海外と企業と連携したり合併したりしたい会社のサポートも積極的です。

PwC Japanが求める人材

PwC Japanが求めるのは、各分野のプロフェッショナルです。公認会計士・弁護士・税理士といった有資格者はもちろんのこと、実績や経験があるコンサルタントなど、他所で一定のキャリアを積んだ人材も重宝されます。また、新卒では有資格者のほか、同社が求めているプロフェッショナルな人材に育つ可能性が高い人材も求められています。

このほか、PwC Japanでは人事、経理、総務、IT、マーケティングなどいわゆる「バックオフィス系人材」の募集も随時実施中です。バックオフィス系人材を外注する企業も増えている中、同社では「PwCアウトソーシングサービス合同会社」にて財務や経理のアウトソーシング支援も行っています。経理や財務畑で一定のキャリアを築いてきた方などは、同社に入社してグローバルな活躍とさらなるキャリアアップも見込めるでしょう。

PwC Japanを構成する法人の平均年収

PwC Japanは、法人ごとに仕事の分野や給与の平均が異なります。ここでは、法人の中でも規模が大きい以下2つの法人の平均年収を紹介します。

  • PwC Japan有限責任監査法人
  • PwCコンサルティング合同会社

PwCJapanに転職や就職を検討している方は、参考にしてください。

PwC Japan有限責任監査法人

PwC Japan有限責任監査法人(旧PwCあらた有限責任監査法人・PwC京都監査法人)は、大手監査法人の1つです。給与の額は公式には発表されていません。しかし、転職サイトや人財サービス会社を経営している「エン・ジャパン」が運営している口コミサイト「ライトハウス」が、同社に勤務していた76人をアンケートした結果を基に、以下のように平均年収を公開しています。

平均年収回答者の平均年齢
885万円約36歳
引用元:エン・ジャパン ライトハウス

監査法人に所属している公認会計士の平均年収は960万円なので、平均より若干低めです。しかし、同社の給与には400万円~1700万円と幅があるため、人によっては平均をはるかに上回る収入を得ていると考えられます。

年代別の平均収入は以下のとおりです。

年代平均年収
25~29歳673万円
30~34歳759万円
35~39歳877万円
40~44歳955万円
引用元:エン・ジャパン ライトハウス

次にご紹介するPwCコンサルティング合同会社に比べると若干低めですが、同年代の平均年収と比べると高めです。特に、20代で平均年収が600万円を超えるのは大きな魅力です。

PwCコンサルティング合同会社

PwCコンサルティング合同会社の年収は、公式には発表されていません。しかし、転職サイトや人財サービス会社を経営している「エン・ジャパン」が運営している口コミサイト「ライトハウス」が、PwCコンサルティング合同会社の年収を85人によるアンケート回答をもとに、以下のように平均年収を発表しています。

平均年収回答者の平均年齢
935万円32歳
引用元:エン・ジャパン ライトハウス

なお、回答者の年収幅は420万~1800万円です。30代の平均年収は447万円なので、平均年収は同年代平均の倍近くになっています。しかし、これはあくまでも平均です。年収幅を見ると、平均年収と同程度の社員もいます。

年代別の年収平均は以下の表のとおりです。

年代平均年収
25~29歳793万円
30~34歳841万円
35~39歳1223万円
40~44歳1413万円
引用元:エン・ジャパン ライトハウス

これを見ると、20代後半の平均年収でも800万近く、30代後半になると1200万円代となります。昇給の幅や賞与の額は実力主義の一面があるため、実力と向上心を併せ持つ方に取っては、仕事のしがいがある職場といえるでしょう。

PwC Japanを構成する法人に就職・転職する方法や難易度

PwC Japanを構成する法人は、どれも知名度・人気度共に高く就職・転職共に難易度が高めです。中でも、PwCコンサルティングは、東洋経済オンラインが2023年2月に発表した「入社が難しい有名企業ランキング」で19位に入っています。また、同社に入社した学生の出身大学を見ると、有名国立大学や私立大学の名前が並んでいます。学生のうちに税理士・公認会計士といった資格を取得すれば入社できるチャンスもアップしますが、それに加えて自己分析や、なぜ同社に入りたいかといった理由も重要です。

転職も同様に難易度が高めです。しかし、他人より誇れるキャリアや経験がある方にとっては、比較的広く門戸が開かれています。転職を考えている場合は、同社が求めている「プロフェッショナルな人材」に該当するようにキャリアアップに努めましょう。

まとめ:PwC Japanを構成する法人の給与は高め

本記事では、PwC Japanの概要、構成する法人2つの平均給与、同社が求める人材などを紹介しました。プロフェッショナルを広く求めているだけあって、年収はかなり高めです。バックオフィス系の給与なども、他の会社よりは高いと考えられます。キャリアップしたい方や、高いキャリアを築きたい学生にとっては狭き門ではありますが、魅力的な企業といえます。

PwCに転職して後悔しないためには、年収だけでなく業務内容、報酬・評価制度や社風などをよく理解して、自分の希望する環境か見極めることが重要です。
そのためには、転職エージェントなども積極的に利用しましょう。
また、PwCのOB/OGに話を聞きたい場合にはぜひGradsGuideをご活用ください。

コンサルティングファームへの転職に悩んだら

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記事監修者:渡辺 貴明

メルセネール株式会社取締役。東京工業大学工学部卒業。
大学卒業後、独立系コンサルティングファームにて製造業のクライアントを中心に業務改革支援に従事。その後、アビームコンサルティング株式会社の戦略部門に転じ、経営戦略・事業戦略策定やM&A、新規事業開発、組織/人材開発に従事。
メルセネール株式会社では職業選択における情報の非対称性の解消を目指し、コンサル業界への転職者に向けたコンサルOB/OG紹介サービスGradsGuideを運営、事業責任者を務める。

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