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PwCコンサルティングの年収は?就職や転職事情と共に解説

PwCコンサルティングの年収は?就職や転職事情と共に解説

PwCコンサルティングは、世界4大監査法人の1つとしても知られる「PwC」の日本におけるメンバーファームの1つです。日本だけでなくグローバルな活躍ができるため、コンサルタントを目指す学生やコンサルタントとしてキャリアアップしたい方などに高い人気をほこる会社です。

本記事ではPwCコンサルティングに入社・転職した場合の年収の目安、就職及び転職事情について紹介します。

PwCコンサルティング合同会社の概要

はじめに、PwCコンサルティング合同会社の概要や社風、会社情報などを解説します。日本にはたくさんのコンサルティング会社がありますが、同社ならではの強みも紹介するので会社選びの参考にもしてください。

PwCコンサルティング合同会社とはどのような会社?

PwCコンサルティング合同会社とは、ロンドンに本拠地をおくBig4の1角、PricewaterhouseCoopers(プライスウォーターハウスクーパース)の日本におけるメンバーファーム、PwC Japanを構成する会社の1つです。

同社は、国内最大規模のコンサルティングファームであり、経営戦略の策定から実行まで総合的なコンサルティング業務を主に行っています。また、PwCのメンバーファームである強みを活かし、グローバルネットワークを活かした支援やM&Aなども得意です。例えば、外資系企業と提携したい、合併したいといった場合や海外進出をしたい場合などに利用すると、心強いサポートをしてくれます。

PwCコンサルティング合同会社の強み

PwCJapanは、さまざまなプロフェッショナル集団からなる法人が複数集まったグループ会社です。そのため、PwCコンサルティング合同会社は税務・法務・監査などの専門家の協力もスームズに得られます。コンサルティングを実施する際、法律や税、会計監査などの専門家のサポートが必要になるケースは珍しくありません。PwCJapanを構成しているプロフェッショナル集団のサポートが受けられれば心強いでしょう。

PwCコンサルティング合同会社の会社情報

PwCコンサルティング合同会社の会社情報は、以下の通りです。

名称PwCコンサルティング合同会社 英文名称:PwC Consulting LLC
本社所在地東京都千代田区大手町1-2-1 Otemachi One タワー
従業員数約3,250人 2021年6月30日現在
設立年月日2016年2月
代表執行役CEO大竹伸明
引用元:PwCコンサルティング合同会社

PwCコンサルティング合同会社の年収

PwCコンサルティング合同会社の年収は、公式には発表されていません。しかし、転職サイトや人財サービス会社を経営している「エン・ジャパン」が運営している口コミサイト「ライトハウス」は、PwCコンサルティング合同会社の年収を85人によるアンケート回答をもとに、以下のように発表しています。

平均年収回答者の平均年齢
935万円32歳
引用元:エン・ジャパン ライトハウス

なお、回答者の年収幅は420万~1,800万円です。平均だけを見れば、30代の平均年収である447万円の倍近い年収をもらっていることになります。

また、年代別の年収平均は以下の表のとおりです。

年代平均年収
25~29歳793万円
30~34歳841万円
35~39歳1,223万円
40~44歳1,413万円
引用元:エン・ジャパン ライトハウス

この表を見ると、20代後半から年収800万円に迫り、30代半ば以降は年収が1,000万円を超える収入を得られます。

また、口コミによると給与や賞与は実力主義よりなところがあり、頑張れば頑張った分結果が付いてくるケースが多いようです。特に、中途採用は実力主義色が強く、能力が高い方にとってはやりがいのある職場といっていいでしょう。

PwCコンサルティング合同会社は激務?

PwCコンサルティング合同会社の年収は20代でも平均で800万円近く、30代後半になれば1千万円を超えるようです。また、実力主義的な一面があるので、自分の力を存分に発揮してキャリアを積みたい方に取っては魅力的な職場でしょう。しかし、年収が高くPwCのメンバーファームとなれば「激務なのではないか」と心配する方もいるでしょう。

ここでは、PwCコンサルティングの働き方について解説します。

PwCコンサルティング合同会社の忙しさは案件次第

PwCコンサルティング合同会社に勤務していた方々の口コミなどによると、激務になるかどうかは案件次第です。コンサルティング業務は、クライアントによって仕事内容やサポート度合いが異なります。

大きなプロジェクトを達成させるように依頼された場合などは、連日数時間の残業は当たり前といったケースも珍しくありません。その一方で、小規模かつ緩やかなプロジェクトに関わった場合は、定時で帰れる日も多くなります。したがって、従業員が全員同じ時間に出社し、仕事をして定時で帰宅するといったイメージには当てはまりません。

案件が終了したら休暇などは取りやすい

PwCコンサルティング合同会社は、有給が取りやすいという口コミも多いです。案件が終わったり自分の関わる業務が一段落したりした場合は、比較的自由に休暇が取れます。そのため、メリハリがある働き方ができるともいえるでしょう。

また、案件を遂行するとスキルがレベルアップしたり経験を積めたりといったメリットもあるため、「激務だけれど頑張れる」といった方も多いです。

PwCコンサルティング合同会社に就職・転職するには?

PwCコンサルティングは知名度が高く、コンサルタントとして就職すればキャリアアップにも有効な会社です。コンサルタントになりたい学生や、コンサルタントとしてさらなるレベルアップを目指す方には人気があります。

ここでは、PwCコンサルティングに就職・転職する難易度や求められる人材を解説します。

PwCコンサルティング合同会社に新卒で入る難易度

PwCコンサルティングは、東洋経済オンラインが2023年2月に発表した「入社が難しい有名企業ランキング」で19位に入っています。ちなみに、20位に東京ガス、22位に電通、27位にTBSとなっているので、難易度の高さがイメージできるでしょう。

また、採用された学生が通っている大学も、慶應義塾、早稲田、東京大学といった名だたる大学が上がっています。このような条件で採用を勝ち取るには、徹底した企業研究、自己分析などが求められます。しかし、狭き門ですが挑戦する価値は十分にあるといえるでしょう。

PwCコンサルティング合同会社に転職するには?

PwCコンサルティング合同会社は、随時複数の分野でコンサルタントを中途採用しています。公式サイトに募集している職種を紹介しているので、まずは確認してください。

PwCコンサルティング合同会社への転職難易度は、就職と同様高めです。募集されている職種のスキルはもちろんのこと、経験や応募した職種への親和性が求められます。「未経験だけれど、入社してから頑張ります」という姿勢だけでは無理だと考えましょう。

その一方で、他社との差別化が図れるような経験をした、実績があるといった方は有利です。PwCコンサルティング合同会社に転職したい方は、まずはじっくりと対策をねりましょう。

まとめ:PwCコンサルティング合同会社の年収はかなり高い

本記事では、PwCコンサルティング合同会社の平均年収や会社の概要、転職・就職する難易度などを紹介しました。PwCコンサルティング会社は知名度もトップクラスであり、スキルや実績に見合った高い給与を得られます。コンサルタントとしてキャリアアップしたい方や、コンサルタントを目指す学生にとっては、憧れの職場と思う方も多いでしょう。

就職や転職の難易度は高めですが、挑戦する価値は十分にあります。企業研究や自己分析をしっかりと行って臨みましょう。

PwCに転職して後悔しないためには、年収だけでなく業務内容、報酬・評価制度や社風などをよく理解して、自分の希望する環境か見極めることが重要です。
そのためには、転職エージェントなども積極的に利用しましょう。
また、PwCのOB/OGに話を聞きたい場合にはぜひGradsGuideをご活用ください。

コンサルティング合同会社の会社情報は、以下の通りです。

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記事監修者:渡辺 貴明

メルセネール株式会社取締役。東京工業大学工学部卒業。
大学卒業後、独立系コンサルティングファームにて製造業のクライアントを中心に業務改革支援に従事。その後、アビームコンサルティング株式会社の戦略部門に転じ、経営戦略・事業戦略策定やM&A、新規事業開発、組織/人材開発に従事。
メルセネール株式会社では職業選択における情報の非対称性の解消を目指し、コンサル業界への転職者に向けたコンサルOB/OG紹介サービスGradsGuideを運営、事業責任者を務める。

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