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PwCコンサルティングと京都府警が連携!サイバーセキュリティ人材育成の最前線

PwCコンサルティングと京都府警が連携!サイバーセキュリティ人材育成の最前線

官民がタッグを組む理由とは?

近年、サイバー攻撃の高度化により、企業も自治体もリスク管理が大きな課題となっています。今回PwCコンサルティングと京都府警察が協定を締結したのは、まさにその対応力を官民一体で高めるためです。転職を検討する方にとっては、社会課題解決に直結する意義深い取り組みを担える点が大きな魅力といえるでしょう。

協定は2025年9月から1年間にわたり実施され、警察職員向け研修や事業者向けセミナーが計画されています。特にPwCの知見を活かした「キャプチャー・ザ・フラッグ(CTF)」演習は、実践的な人材育成の象徴的なプログラムとなります。こうした活動からは、コンサルタントが持つ専門性が社会にどのように還元されるかが見えてきます。

サイバーセキュリティ研修の中身とは?

本協定では、京都府警察の職員に向けて複数の研修や演習が予定されています。単なる座学にとどまらず、実際のインシデント対応を想定した実践的なプログラムが特徴です。これにより、セキュリティ分野で即戦力となる人材を育成する狙いがあります。

転職希望者にとって注目すべきは、PwCが「官公庁向けの研修や啓発活動」に強みを発揮している点です。一般的にコンサルティングというと企業戦略の支援が中心と思われがちですが、実はこうした社会インフラを守る活動も重要な領域。サイバー分野での専門性を高めたい方には絶好の学びの場となるでしょう。

コンサル転職希望者が得られるキャリアの価値

サイバーセキュリティは今後ますます需要が高まる領域であり、PwCのような大手コンサルが自治体や警察と連携する事例はキャリア形成にも直結します。特に20〜30代の転職希望者にとっては、次の3つのメリットが考えられます。

  1. 成長市場での専門スキル習得
    サイバーセキュリティはDX推進の裏側で必須となる領域。ここで経験を積むことは、将来的なキャリアの武器となります。
  2. 官民連携プロジェクトへの参画経験
    民間企業だけでなく、行政や警察と協働する経験は稀少であり、市場価値を大きく高めます。
  3. 社会的意義のある仕事に関与できる
    サイバー攻撃から企業や地域社会を守ることは、人々の安心・安全に直結する重要な役割です。

このように、単なる「IT案件支援」ではなく「社会を守る仕組みづくり」に携われる点は、転職者にとって強い動機付けとなるでしょう。

サイバーセキュリティとは?

ここで改めて「サイバーセキュリティとは?」を整理しておきましょう。サイバーセキュリティとは、インターネットやシステムを通じて発生する脅威(不正アクセス、情報漏洩、ランサムウェア攻撃など)から、個人や組織を守るための取り組みを指します。特に企業においては経営リスクに直結するため、近年では経営層レベルでの理解と対応が求められています。

コンサルタントは単なる技術提供にとどまらず、経営戦略や業務プロセスの改善と絡めて「どう守るべきか」を提案する役割を担います。つまり、サイバーセキュリティは技術者だけでなく、ビジネスコンサルタントにとっても重要な知見となるのです。

まとめ:転職者にとっての学びとチャンス

PwCコンサルティングと京都府警察の協定は、単なる研修やセミナーの実施にとどまりません。サイバー攻撃が社会全体のリスクとなる中、官民が協力して対応力を高めるモデルケースと言えます。

転職を検討している方にとっては、こうした取り組みに参加できる環境は「学びの場」であると同時に「キャリアの差別化要素」ともなります。コンサルタントとしての道を進みたいなら、サイバーセキュリティ分野での成長機会を意識してみてはいかがでしょうか?

出典:PwCコンサルティング、京都府警察とサイバーセキュリティ領域に関する協定を締結

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記事監修者:渡辺 貴明

メルセネール株式会社取締役。東京工業大学工学部卒業。
大学卒業後、独立系コンサルティングファームにて製造業のクライアントを中心に業務改革支援に従事。その後、アビームコンサルティング株式会社の戦略部門に転じ、経営戦略・事業戦略策定やM&A、新規事業開発、組織/人材開発に従事。
メルセネール株式会社では職業選択における情報の非対称性の解消を目指し、コンサル業界への転職者に向けたコンサルOB/OG紹介サービスGradsGuideを運営、事業責任者を務める。

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