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2025.03.06
デロイトが発表!Bリーグの経営ランキング「Bリーグマネジメントカップ2024」とは?

デロイト トーマツ グループが発表した「Bリーグマネジメントカップ2024」は、国内男子プロバスケットボールリーグ(Bリーグ)のクラブを経営面から評価したランキングです。本ランキングは、クラブの収益性や経営戦略の観点からBリーグの成長を可視化し、スポーツビジネスの発展を促進することを目的としています。
転職を考えている方にとっては、デロイトのスポーツビジネス分野における影響力や、コンサルタントとして関われる業務領域を知るうえで有益な情報です。この記事では、ランキングの概要や注目ポイントをわかりやすく解説します。
目次
Bリーグマネジメントカップとは?

Bリーグマネジメントカップは、B1およびB2リーグに所属するクラブの経営面を評価し、ランキング化したものです。デロイト トーマツは、マーケティング、経営効率、経営戦略、財務状況の4つの視点に基づき、11のKPI(重要業績評価指標)を設定し、クラブの経営力を分析しています。
主要な評価項目
- マーケティング:平均入場者数、アリーナ集客率、客単価
- 経営効率:1勝あたりのチーム人件費、1勝あたりの入場料収入
- 経営戦略:売上高・チーム人件費率、SNSフォロワー数、グッズ関連利益額
- 財務状況:売上高、売上高成長率、自己資本比率
2024年のランキング結果

B1リーグ:琉球ゴールデンキングスが優勝!
B1リーグでは、琉球ゴールデンキングスが2年ぶり3回目の優勝を果たしました。特にマーケティング、経営戦略、財務状況の3分野で上位3位以内に入り、安定した経営基盤を築いています。
注目ポイント
- 本拠地「沖縄アリーナ」の集客力が高く、平均入場者数は8,000人超
- 2024年のチャンピオンシップでは年間最多入場者数13,203人を記録
- Bリーグ史上初、アルバルク東京・琉球・千葉ジェッツの3クラブが売上高30億円超え
B2リーグ:滋賀レイクスが初優勝!
B2リーグでは、滋賀レイクスがB2降格初年度ながら見事に1位を獲得。マーケティング、経営効率、経営戦略、財務状況すべての分野で上位3位以内に入り、バランスの取れた経営を実現しました。
注目ポイント
- 2023年から試合後イベントを充実させ、観客満足度向上
- YouTubeでの試合振り返り配信や選手との記念撮影企画を導入
- B2平均入場者数は前年比41.7%増の3,688人と大幅増加
デロイトのスポーツビジネスへの関わり

デロイト トーマツは、スポーツビジネス分野においてクラブやリーグの経営基盤強化、マーケティング戦略の策定、スタジアムの建設・運営支援など、多岐にわたるコンサルティング業務を提供しています。
転職希望者が注目すべきポイント
- データ分析を活用した経営支援:KPIを基にした経営評価や成長戦略の立案
- スポーツマーケティング:チームのブランディングやファン獲得戦略の支援
- ファイナンシャルアドバイザリー:財務健全性の分析と成長戦略の策定
スポーツビジネスは成長市場であり、デロイトのような大手コンサルファームの関与がますます重要になっています。デロイトへの転職を検討している方にとっては、こうしたプロジェクトに関与できるチャンスがあります。
まとめ:スポーツビジネスに興味があるならデロイトへ!
Bリーグの成長とともに、スポーツビジネスの市場規模も拡大しています。デロイトはこの分野においてデータ分析を駆使した経営支援を行い、クラブの収益向上に貢献しています。
スポーツとビジネスを融合させたキャリアに興味がある方は、デロイト トーマツのスポーツビジネスグループへの転職を視野に入れてみてはいかがでしょうか?
今後もデロイトの動向に注目しながら、スポーツビジネスの発展を支える仕事に挑戦するチャンスを探してみましょう!
出典:デロイト トーマツ、Bリーグ所属クラブを経営面からランキングした「Bリーグマネジメントカップ2024」を発表|Deloitte Japan
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