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電通デジタルは本当に『やばい』のか?過去の事件と働き方改革の実態を徹底解説

電通デジタルは本当に『やばい』のか?過去の事件と働き方改革の実態を徹底解説

電通デジタルは、広告業界で大きな影響力を持つ電通グループの一員として、デジタルマーケティングを専門とする企業です。しかし、Google検索で「電通デジタル」を入力すると「やばい」というサジェストが出てくることがあり、これに不安を感じる人も多いでしょう。

本記事では、電通デジタルが「やばい」とされる背景、働き方改革、そして転職に関する情報を紹介します。

電通デジタルとは?

電通デジタルは、2016年に電通グループの一部門として設立され、デジタルマーケティング、データ解析、テクノロジーを駆使した広告運用などを行っています。電通グループのリソースを活かし、多様なクライアントに対して最先端のデジタルソリューションを提供しています。

「やばい」と言われる理由 – 過去の事件

電通デジタルが「やばい」とされる理由の一つは、親会社である電通に関連する過去の大きな事件にあります。これらの事件が、企業全体に対するネガティブなイメージを与えています。

過労自殺事件(2015年)

 2015年12月、電通に新入社員として入社した方が、過重労働を理由に自殺するという痛ましい事件が発生しました。この事件を契機に、電通の長時間労働が問題視され、電通グループ全体の労働環境に厳しい目が向けられるようになりました​。

引用:https://www.sankei.com/article/20161022-NVADFKTPLNJ7ZOBUNNGTLIYMOA/

広告不正請求問題(2016年) 

もう一つの大きな問題は、2016年に発覚した広告不正請求事件です。電通が一部クライアントに対して広告費を不正に請求していたことが明らかになり、企業全体としての透明性や倫理性が疑問視されました​。

引用:https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1701/17/news142.html

電通デジタルの働き方改革

こうした事件を受けて、電通グループでは働き方改革に取り組んでおり、電通デジタルもその流れを引き継いでいます。現在、社員が安心して働けるような環境が整備されており、特に以下の3つの制度が注目されています。

フレックスタイム制度

電通デジタルでは、1日の所定労働時間を7時間と定め、その間を自由に働けるフレックスタイム制度を導入しています。労働時間は朝5時から夜22時の間で柔軟に設定できるため、社員のライフスタイルに応じて働く時間を選択することが可能です(一部職階によってコアタイムが設けられています)。この制度により、業務に集中できる時間帯を選べるため、仕事とプライベートの両立がしやすくなっています。

リモートワーク制度

全社員を対象としたリモートワーク制度が導入されており、社員はオフィスだけでなく、自宅や他の場所からも業務を行うことができます。これにより、通勤時間の削減や、柔軟な働き方が可能となり、ワークライフバランスの改善が図られています。特に電通デジタルでは、時間の有効活用を通じて高い生産性を実現することを目指しています。

リモート勤務手当

リモートワークが基本となる働き方において、必要な環境整備や費用に対して「リモート勤務手当」が支給されます。この手当を活用することで、在宅勤務の際のインフラ整備(例えば、ネット回線の強化やデスク環境の充実)をサポートし、働きやすい環境を整えることができます。

電通デジタルへの転職が向いている人

電通デジタルは、大規模なデジタルプロジェクトや、最新のデジタル技術を活用した業務に携わりたいと考える人にとっては非常に魅力的な企業です。以下のような人に特に向いています。

デジタルマーケティングに強い関心がある人

データ解析やテクノロジーを駆使して、広告戦略を練りたいという人には最適な職場です。

柔軟な働き方を望む人

フレックスタイム制やリモートワーク制度を活用し、自分のライフスタイルに合わせて働きたい人には、大きなメリットがあります。

電通デジタルへの転職が向かない人

一方で、電通デジタルは大規模なプロジェクトが多く、時には締め切りに追われることもあるため、一定のストレスや長時間労働が発生する場合があります。安定したワークライフバランスを最優先する人には不向きかもしれません。

まとめ

電通デジタルに対する「やばい」というイメージは、過去の親会社である電通の問題が主な原因です。しかし、現在では働き方改革が進み、フレックスタイム制度やリモートワーク制度などの導入により、社員の働きやすさが向上しています。転職を検討する際には、こうした現代の電通デジタルの環境を理解し、自己のキャリアプランに合った選択をすることが重要です。

とはいえ、ネット上の情報だけでは企業の実際の働き方や社風が見えてこないこともあります。そんな時に役立つのが、GradsGuideの転職相談サービスです。

GradsGuideでは、電通デジタルなどの企業で働いた経験を持つOB/OGから、直接リアルな情報を聞くことができます。自分に合った企業かどうかを見極めるためにも、ぜひGradsGuideを活用して、転職の不安を解消しましょう。

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記事監修者:渡辺 貴明

メルセネール株式会社取締役。東京工業大学工学部卒業。
大学卒業後、独立系コンサルティングファームにて製造業のクライアントを中心に業務改革支援に従事。その後、アビームコンサルティング株式会社の戦略部門に転じ、経営戦略・事業戦略策定やM&A、新規事業開発、組織/人材開発に従事。
メルセネール株式会社では職業選択における情報の非対称性の解消を目指し、コンサル業界への転職者に向けたコンサルOB/OG紹介サービスGradsGuideを運営、事業責任者を務める。

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